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「落ちた声を拾う」というTwitterアカウントが好きだ

落ちた声を拾う」というTwitterアカウントがある。
私はこのアカウントが好きだ。

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街中で人とすれ違ったときにだろうか、耳に入ってきた会話の一部分をつぶやいているらしい。
ただそれだけ。

誰が、誰と、どこで、何について話しているのか一切わからない。
でもツイートを見た瞬間、必ず頭の中にふわっとその情景が浮かぶ。

なんかうまく言えないが、その瞬間なんだか懐かしいような切ないようなホッとするような不思議な感覚がある。

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Twitterのタイムラインは“はっきり”した文章が並ぶ。
感情、目的、狙い、対象などが簡潔な文章の中に詰め込まれている。

だからこそ情報収集のツールとしてとても重宝しているのだが、
なんかそういったはっきりした輪郭の情報を受け止めることに疲れている自分を感じることがある。

「落ちた声」はそういった明確さを持たない。
輪郭はぼんやりとして、ただそこにあって溶ける。

なんとなくカフェの窓際の席でコーヒーを飲みながら、道行く人々をぼんやりと眺めている感覚に近い。
それでいて、会話を少し共有されたことで、人どうしのさりげないコミュニケーションに触れられたような気がして寂しさもない。

雨の日に呼吸が少し楽になるだとか、湿度の低い夏の夜の空気みたいな、
さりげない心地よさをこの短い会話に感じるのだ。

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ちなみに
ツイートを見て私がイメージする会話のシチュエーションは、なぜか電車の中が多い。
実際に他人の会話を認識する機会が多いからだろうか。

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アリガトゴザイマス \( ゚д゚)/
UI / Digital Product Designer デザインのこととか書けたらいいですよね〜それ以外のことでもいいですよね〜 https://www.711fumi.info/
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