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新技術の発明だけでなく、知恵や工夫も一つの知性! 「スマートシティを語らNIGHT」レポート

NEWPEACEインターンのJINです。

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先日、6curryの恵比寿KITCHENにて「スマートシティを語らNIGHT」を開催しました。主催は、世界経済フォーラム「WORLD ECONOMY FORUM」(以降、WEF)と6curry。経営者やデザイナー、建築家、介護士から、親子、主婦まで、約40人が集合。仕事は違うけれど、「住んでいる街」「日本のまちづくり」に関心がある人が来て、議論は大盛り上がり。ゲストには、WEFスマートシティプロジェクトスペシャリストの平山雄太さん、国際経営研究所の宮代陽之さんに来ていただきました。お二人のスマートシティ構想の講義を受けた後、来てくれた方々でディスカッションを展開。その模様をお届けします〜!

住んでいる場所を見つめ直す

イベントは、以下の流れで進行。

1. スマートシティについての講義
2. ディスカッション
3. 歓談

スマートシティとは、先進的技術を活用して、都市や地域の機能やサービスを効率化・高度化し、新たな価値を創出する取組のこと言います。ゲストお二人の講義では、スマートシティを考えるためのネタを紹介してくれました。スマートシティを目指すカナダ・トロント市の事例や、黒川紀章氏「都市デザイン」をもとに都市の中心には何があったかなど。住んでいる地域を改めて見つめ直したいなあ、と思わされる内容でした。

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自分の街にとって、必要なスマートシティの要素は何なのか。日本の場合はどうなのか。歩いて楽しいまちづくりや交流を重視するまちづくりから、自動運転・公共交通、建造物、物流の地下化や、移住者・事業者視点など、あらゆる視点からスマートシティを考える良い材料を提示してくれました。素敵な講義が終わり、各班に分かれて本題のセッションスタート!

カレーを頬張りながら話し合う「より良い街」

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スマートシティの専門家・平山雄太さん(写真右から3番目)がリードしながら、起業家、医療、デザイン、子育ての面から議論がMIXしているテーブル。様々な視点が混ざり、広く具体的な意見が飛び交います!

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スマートシティの文脈では、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)など、新しい技術をどうするか、それらの技術をどう運用していくかがよく議論されるそう。けれど、今回は生活、仕事、家族、移動などの自らの人生を踏まえた現在地点での語り合いが見られました。

・一方向的にとられるデータへの恐怖などプライバシーはどうなるのか
・街が便利になっていくことが生活する人にとって幸せなのか
・住んでいる地域の良い文化は何なのか
・移動が前提となっている社会においてそもそも「住む」とは何か

…など、各班ともに、自らの体験をもとに話を展開し、時間はあっという間に終わりの時間...

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最後には、各班の発表を聞き、WEFゲストによるコメントをもらいました。「スマートシティを考えると、国単位、行政主体など大きなスケールで考えてしまうけれど、一つの小さな商店街、つまり100人単位のコミュニティを再度見つめ直すことが大事です」という国際経営研究所・宮代さんのコメントが、個人的にはグッときました。最新の技術を活用する未来視点で考えることだけなく、現在視点で街を見つめ直し知恵や工夫をすることも、一つの大きな知性なんですね。


スマートシティを通して、コミュニティを語り合う

イベント終了後、SNSにも投稿が見られました。スマートシティももちろんだけど、自分の住んでいる地域や所属しているコミュニティを見つめ直したくなりました。スマートシティの専門家から知見はないけれど住む街について考え直したい参加者が集まった良い機会になった模様。6curry一同嬉しい気持ち!

6curryのカレーは架け橋。今回は、誰もがMIXできるカレーを通じて、各々のスマートシティを語り合うイベントでした。カレーを売って稼ぐ飲食店ではなく、カレーを通じてどうコミュニティを作っていくかを常に会員さんと考える6curryだからこそできるイベントだったように思います。

会員さんが企画し、KITCHENに立ち、自分を表現する。6curryは共に作り上げる。「EXPERIENCE THE MIX」のもと、さらに駆け抜けていきます!

6curryの会員になりたい方は、非会員でも参加できるワークショップを毎週土曜日に開催しておりますよ!参加はこちらから👇

6curryのイベントプロデュース

カレーを通じた、人と人が混ざる体験でブランド・サービスの訴求をしたい方、チームビルディングの方法を考えている方、6curryにぜひご相談ください。


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