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「手帳をつけ続けたい」から「バレットジャーナル」を再開したい

「再始動する!」と、2週間ほど前に言っておきながら、いまだ再開できずにおります、手帳。(´;ω;`)
間が空いたことでノウハウや要点が抜け落ちてしまったので、バレットジャーナル関連の本を読んで復習中。

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A5サイズは止まってしまった手帳。
A6サイズは「A5の方が小回りが利いて使いやすいかな?」とためにし購入してみたもの。

でも、いざバレットジャーナルの本を読み進めていくとやはりA5の方がいいような気がしてきて……。笑

それから、普段書き込むペンも、万年筆からボールペンの類に変更しようか悩み中。
万年筆はマーカーを引いたりするのに向いていない上に紙を選ぶので、落ち着いて書ける時だけにして普段のメモはどこでも手に入るようなペンにしてみようかと。

なんで自分がバレットジャーナルにこだわっているか、頭と心意気の整理も兼ねて少し書き出し。

いままでの自分は、「手帳をつける」ということに何度か挑んできた。
手帳管理ができる人に対して、「できる人」というイメージがあって憧れていたのだ。
が、実際には3か月と続いたことはなく、ほとんど空欄のまま、既製品の手帳が毎年増えるばかりたった。

もう具体的なきっかけは忘れてしまったが、2018年のは半ば頃にバレットジャーナルの存在を知り、その年の10月に適当にはじめてみた。
これがそのときのノート。無印のなんてことのないノート。

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バレットジャーナル関係の本を2冊ほど購入して、見よう見まねではじめてみた。
ハードルをかなり低くはじめたかったので、マーカーは最低限、ペンは100均。ところどころシャーペンでも記入されている。
ちょっとモチベーションをあげたかったので、お気に入りのステマで控えめながらデコってみたりもした。デコったのはなかなか効果があった。
普段デコったりなんかしないのだが、クラフトの質感に誘発されたのもあったと思う。

ぱらっとめくってみると、余裕があるときはページの方にもマステを貼っていたり、デイリーログのレイアウトが1ページごとに違っていたり、試行錯誤しながらも楽しかった記憶がよみがえった。
あー、この年の今頃はこんなことしてたんだ。あんなことがあって、そうやって折り合いをつけたんだっけか。
読んでみないと思い出せないような出来事や心境もちょろちょろと書き込まれている。

はじめてのバレットジャーナルは、ムラがありつつも結構順調に書き込めたたこともあり、その勢いで2019年用に高級ノート(自分の中で)「ロイヒトトゥルム1917」に手を出した。
さらに調子に乗って、マーカーの色を増やしたり万年筆まで買ってみた(PILOTのカクノ)。

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こちらもムラがありつつも、振り返ってみるとけっこう色々書いてある。
記録としては決してマメなものではないが、いざ見てみたら記憶の中よりは情報量がある。

そんなこんなで地味ながら気が向いたときに書きだせることをちょびちょび書き加えていくうちに、自分にとってはじめて、「手帳」と呼べるものがおおよそ1年3か月ほど続いた。
自分でもかなり驚いた。
手帳術うんぬんについて語れるほどの工夫も何もないが、とにかく、手帳(ノート)いっぱいに記録をとっておけた、ほぼ毎日手帳を開けていたことそのものが、自分にとって大きな変化だった。

バレットジャーナルは決まった枠も無く、使いにくさを感じたらその瞬間から、月の真ん中だろうが週の真ん中だろうが、レイアウトを変えて構わない。
「空白は許せないけど、書く時間がどうしても取れない」ときには、空いた日にちを詰めて書いてしまえな「空白の時間」は記録上には残らない。
ただ「取り組もうとした痕跡」「やりとげた記録」だけを積んでいくことも、使い方次第では可能だ。
バレットジャーナルのそんなところが、飽きっぽくて気まぐれな自分の性にあっていたらしい。

ちなみに、バレットジャーナルの要である「簡素に手早く書き留めておく」こと自体はスマホのメモ機能の方を頼りにしている。
台所で「あ、今度あれ買いに行かなきゃ」とか、「いい創作のワンフレーズを思いついた」なんてメモをチャっとタオルで手を拭いて書き留めておくなら、立ったままでもメモが取りやすく、さらに防水&タップで済むデジタルの方が使い勝手が良い。

人は大抵、作業台から遠く離れた場所で全く関係のない作業に取り組んでいるときにアイデアを思いつく生き物なのだ。
……だよね?

そしてそのメモ群から長く残しておきたいものはあとからしっかりアナログで書き残しておく。これがあとで助けてくれたりする。
デジタルで毎日メモしているなら嫌でも繰り返し目に付きそうに思えるが、使っているうちに改行やページ数が増え、鮮度と必要性の高い情報に追いやられて埋もれた過去の情報を、スワイプして確認するということが手間となり、自分はほとんど振り返らないことに気が付いただから、見開きでばさっとめくれば情報を一望できるアナログでの記録に助けられている。
ちなみに、デジタルのメモと自分の相性の良し悪しを把握した今は、なるべくアプリを開いたワンフレームで情報確認が済む量に留めるように気をつけている。

そんな発見もあり、2020年も続けるつもりで意気揚々と冒頭のポートレッドのロイヒトトュルムを銀座の伊東屋まで足を運んで購入したのだが、1月に妊娠発覚。その後、つわりが本格化すると同時に妊婦特有の気だるさが抜けなくなり、手帳にまで気が回らなくなってしまった。
※そしてこちらがその日のお空。
https://osora.ga/hareteru/2019/10/28/08/12/2568/

正直、妊娠していたその時こそ(現時点でもまだお腹におりますが)、日々の変化をしたためることで後々読み返した時に「辛かったけど貴重な時間だったわぁ」と楽しめるイベントもあまりないだろうに、その期間の記録がごっそり空白になってしまった。

いまももったいないなとは思うが、見方を変えればその空白は「それどこじゃなかったんだよ!」っという、紛れもない事実と記録になりうるのかもしれない。
(新型感染ウイルスへの不安やそれにともなう諸々の変化も影響して本当に、何も手につかないほど精神的に追い詰められていた。ハニー(夫)もそんなタイミングで転職して生活リズムも変わったし。色々いっぺんに起りすぎた。(笑))
でも、それも許せるのがバレットジャーナルの良いところ。
途切れたなら途切れたで、再開できるだけの気力が戻ってきたときに、隣のページから再開しちゃってもいいわけだから。
(少し良いことを言えた気になったので太字にしてみる)

そして、妊婦生活にも慣れてきて、部屋の模様替えの状況もゴールが見え始めた今日この頃、やっぱりバレットジャーナルがやりたいなぁという気持ちがまた湧いてきたので、一から仕切り直そうともぞもぞ支度をしております。

もうちょっと本読んでノウハウを再確認して、それから、使うペンも整理して、もっともっと続けやすいようにシンプルにデザインを考えて、これから起こることを未来の自分に残してあげたい。
それから、日々自分がどれだけ頑張れたのか、小さなことでも書き留めて、目に見える形で成果を実感できるようにしておきたい

思ったことをすぐに忘れがちなので、noteに書いて公開することで戒めとしておく。(笑)

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