ゲームバック

フリー雀荘の従業員の一番の仕事は麻雀を打つ事です。
近年雀荘にはウェイトレスを雇う店も増えたので男の従業員は本走が中心になりました。

お客さんと同じようにゲーム代を払い麻雀を打ちます。

だいたいのお店がゲームバックという名前で従業員から集めたゲーム代を一部を従業員に給料の一部として返金しています。ゲーム代の社員割引みたいなもんです。

昔はゲームバックなどあまりありませんでしたが、今では東風戦の店ならだいたいもあるでしょう。

飲食店のアルバイトが社員割引で半額で食事を食べられるのと似ています。 

ただ飲食店のバイトと致命的に違うのが賄いは一度食べたら終わりですが、麻雀店では一時間に二回も三回も強制的に社員割引を使わされる点です。

最近ではゲーム代フルバックの店も増えてきました。

ゲーム代フルバックが待遇いいみたいに言われていますが、仮に時給1200円で働いている従業員が一時間に300円ゲーム代を負担するだけで時給900円となり、都の定める最低時給を下まわってしまいます。

東風戦の店の従業員なら一時間に三回以上打つこともあるでしょう。そうすれば時給は300円になります。

インドの平均的な時給50円や仲林プロのポコチャの配信した時給3円と比べるとまともに見えますが一般的には酷いものです。

その上賭博や深夜営業などのリスクもある麻雀店従業員はかなりきつい仕事です。

賭け麻雀合法化よりもやはりフリー雀荘の従業員の待遇改善が急務かもしれません。

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