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慣れが恐さを侵食していく。

あれほど恐れ、人を殺す可能性に震えていたのに、だんだんと慣れてきた自分に気がついた。今日、気づいてしまった。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

仕事でもちょこちょこ車に乗り、今週末は代車を借りて過ごして、慣れてきた。

もうおだやかな片道1車線の波佐見町内だったら、たぶん大丈夫。山の上のほうの細い道は無理かもだけど。まだ大きい街には出ていけないけど。

それでも。

以前のように全身に力が入ってしまうことも、心臓の音が嫌なほどざわめくことも、指先が冷たくなることも、なくなってしまった。

これは、素直によろこんでいいことなのだろうか。

わたしが運転することで、誰かを殺す可能性が、消えたわけではないのに。

あまりに力んで運転するほうが、同乗者の心臓にも悪いし、とっさの判断にも影響するだろうから、ある程度落ち着いてることは、いいことなんだろう。

それでも、慣れたころがいちばん危ないというし、常に正しく恐れていたい。そうありたい。

慣れながら、恐がりながら、車とうまく付き合っていきたいな。今週はついに車を手に入れるので、そんなことをあらためて考えた。


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