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チャリの摩擦式ライトを点けてる時の自分は無敵に感じた

皆さまの一昔前の自転車のライトはどのようなタイプのものでしたか?

僕は長らく、レバーを引くとタイヤとライトの発電部分が接触して、自転車を漕いだ時の摩擦によって点灯するタイプでした。

そう、「ウゥン、ウゥン、ウゥーン」を立てて、ペダルがめちゃくちゃ重くなるやつです。笑

少年時代、薄暗くなってきた帰り道にこのライトを点灯して自転車を走らせると、なんだか無敵になった感じがしませんでしたか?

無敵に感じた理由を思い返してみました。

①レバーを引いた時の「カチャッ」という音
→リミッターが解除されたようなワクワク感を感じました

②走行中の「ウゥン、ウゥン、ウゥーン」という音
→自身の身を削りながらパワーアップして、ワンランク上の状態になっている気分になりました(スーパーサイヤ人的な感じ)

③ペダルの漕ぐ強さに比例するライトの明るさ
→ライトが1番強い光を放っている時に自分のパワーを感じました

④夜道を走行していること自体の楽しさ
→暗い時間にはあまり外にいれないので、単純にテンションが上がりました

こんなワクワク感が詰まっていたため、ペダルが重たくなろうとも、全力でペダルを漕いでいました。強く漕げば漕ぐほど、輝きが増し、とても強くなった気分になりました。

たとえペダルが重たくなろうとも、ワクワクしながら夢中で漕いでるうちにスピードとライトの明るさが増し、運転手を無敵な気分にさせてくれます。

仕事や人生においてもそうですね。最初のうちは辛かったり、大変な事は多いかもしれないです。しかし、楽しい気持ちで夢中になって取り組めば、いつの間にか軌道に乗って、「無敵」な状態になっているでしょう。

幼い頃に自転車のライトから教わった「無敵になる感覚」を思い出して、夢中にガムシャラになっていきたいと思います!


ーーーーーーーーー追記ーーーーーーーーーー

最近のライトは進んでいて、非接触でペダルも重くならない、音もならない、暗くなると自動で点灯するタイプがほとんどのような気がします。僕も最近の愛車はそのタイプでした。

転勤して愛車を置いてきたのですが、何かと不自由だったので、とりあえず安い自転車を購入しました。

......すると、やつがタイヤの横に佇んでいました。久しぶりの再開です。

春先の肌寒い夜道を走行しているうちに、幼い頃の感覚が蘇りました、、、

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