見出し画像

「然るべき情報がしっかり伝われば、商品は売れていくはずだ」と信じるようになった原体験

私にはある経験があります。

ある酒場の常連客同士として知り合った方がいました。飲みの場で仕事の話をするのも野暮だと思い、1年くらいはお互いに何をやっているのか知らないが、同じ店でよく会う気のいい飲み仲間という付き合いが続きました。

あるとき、何かの弾みでお互いに「こういう仕事をやっている」という話をしました。その時はそれで終わったのですが、後日仕事先から仕事関係の大荷物を抱えてそのお店に寄った時、その方がその荷物を見て、「あれ?これってアレじゃないの?」と声をかけてくれました。

「え?知ってるんですか?」
「この間、自分の仕事は●●だと言ったと思うけど、その仕事の中でこの件にこういう形で関わっているんだよ」
「え!そうなんですか!その話、ちょうど困っていたのですけど、今度相談に乗ってもらえないですか?」
そんな会話がきっかけとなって、後日その方と仕事をすることになったのでした。

知り合って1年以上経つのに、仕事の話をしなかったため、そんなつながりがあるとはお互いに夢にも思わなかった。でも、然るべき情報(この場合はお互いの仕事に関する情報)がしっかり伝わったことでそれが思わぬきっかけとなって仕事のマッチングが成立した。この経験は自分自身に大きな印象を残しました。

これは、セールスの活動においても同じだと思うのです。どんなに良いものだとしても、その商品が相手にどんな良いことをもたらすのかが伝わらなければ、「そういうことならぜひ買いたい」と言ってもらえることはありません。逆に言えば、その商品が相手にどんな良いことをもたらすのかが伝わりさえすれば、それがきっかけとなって売買のマッチングが成立することがあり得ます。然るべき情報が適切に伝わることの重要性を深く感じます。

多くの事業主にとって「起業」という決断はそれなりに大きなもののはずです。その大きな決断が波に乗るように、事業主の想いを聴き切り、商品の良さを明確化して、多くの人に届けて、マッチングを増やしていきたいのです。

現在の取り組み

私は現在、「自社の商品やサービスには自信があるのに、なぜか売れない…」というお悩みを抱えた事業主の方を主な対象とした、ブランディング+プロモーション支援の事業を展開しています。

クライアントの想いを丁寧に聴き取り、その商品を必要とする人に伝わる表現になるように文章化や発信の企画をします。また、聴き取った想いを商品づくりに提案させていただいたり、営業や商品取り扱いの計画に反映するように提案したりします。それにより、クライアントの想いやこだわりと、製品やサービスの内容と、セールスや取り扱いを、より一貫性のあるものとして展開していけるのです。

提供サービス

段階1:伴走支援

貴ビジネスの売り物や売り物の良さ(コンセプト、強み、どんな人にフィットするか、類似のものではなくまさにこれを買う理由など)を定義

段階2:情報発信

段階1で整理した情報を基に、貴社の魅力を最大限に引き出す記事コンテンツを制作し、当社運営メディア等を通じて発信

段階3:プロモーション

明確になったメッセージと発信された情報を活用し、ターゲット顧客への効果的なプロモーション戦略を立案・実行

段階4:バックオフィス支援

「顧客が増えたのはいいものの、受け入れ態勢が十分ではなく大変困っている」という状況を無くすため、採用広報、バックオフィス、顧客対応オペレーションの整備をサポート

「良い製品・サービスなのになぜか売れない…」という悩みの原因は、売り方や見せ方が最適ではない、顧客から見て(競合品ではなく)まさにそれを買う理由が明確になっていない、ということである場合が多いです。私の仕事はそこを改善することで商品が売れることを後押しすることです。
ご相談・ご依頼は下記からお願いします。


いいなと思ったら応援しよう!