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「#はたらいて笑顔になれた瞬間」でグランプリをもらいました。

PERSOLさんとnote公式のコンテスト「#はたらいて笑顔になれた瞬間」でグランプリをもらった。
最初はまさか!という気持ちで信じられなかった。とにかく現実感がない。

私は特別な能力はなく普通の人生を送っている。特に人から賞賛されることはないし、平凡な生活をしている。

ごく一般的な仕事をしていて、5歳の娘と2歳の息子の育児が今のところ最大の関心ごとである。埼玉県のとある町に買ったマンションの住宅ローンが25年残っていて、あくせく働くことをやめられない。

普通の一般人である。石を投げたら当たるくらいどこにでもいる。

そんな私がグランプリというものを貰った。私の人生とグランプリはリオデジャネイロと埼玉くらいの距離があると思っていた。
まさか自分が一番なんて信じられない。

えっ!ほんとに信じられないんですけど!
信じるっていう概念が音を立てて崩れるくらいである。
生きていて良かった。
先週と今週は仕事で嫌なことが重なっていたのだが、まさに捨てる神あれば拾う神ありだ。

noteを始めてから一年とちょっと。
noteの世界にどっぷりはまり、そしてコンテストのことを知り、入賞したいと思うようになった。

ここ一年で何度か入賞したり、何度も落選したりした。
コンテストに出す時以外も、いつも精一杯の文章を書こうと思っているし、少しでも納得できないものは公開しないという気持ちでいる。

ただコンテストにだす文章は自然と気合が入る。そしてコンテストに出すものは、いろいろと考えすぎてしまう。
どう書いたらうけるかとか、どんな内容がコンテストの趣旨に合うか、どんな表現がいいか、など気にし過ぎてしまう。
いくつかのコンテストのために文章を書いたが、いつもそうだった。

しかし今回の「#はたらいて笑顔になれた瞬間」は全く違った。
このお題を見るとすぐに、これは恋ヶ窪の居酒屋のことを書けばいいと思いついた。そして居酒屋でバイトしている時にあったこと、そこで考えたこと、出会った人との思い出を素直に書いていったら、あっという間に完成した。

特にコンテストのための意識はしなかった。

コンテストへの邪念がないのがかえって良かったのだろうか。
ねらいすぎも良くないのかと学ぶことができた。

しかし今回は一つだけ後悔してることがある。それはnote公式のコンテスト受賞作発表記事に載ったグランプリ受賞者の言葉である。

グランプリ受賞者の言葉の依頼がきたときは、グランプリをもらったことが嬉しすぎて気が動転していて、ありきたりな受賞の言葉しか書けなかった。
出した後にもっと気の利いたこと書けばよかったと思ったのだ。

そして先週発表された「#思い込みが変わったこと」のコンテストのグランプリ受賞者の言葉を読んだ時に、その思いを強くした。
そのコンテストのグランプリをとった人は、めちゃくちゃ気の利いたことを書いている。
それと比較してちょっと恥ずかしくなった。

このリベンジをはたすために、もう一度グランプリをとり、気の利いた受賞者の言葉を書きたい。

これからも頑張ります!

最後にPERSOLさん、審査員の皆様、本当にありがとうございました。

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