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運動音痴のランニング

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運動音痴がランニングをして考えたこと
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フルマラソンをいかにして走りきったか

フルマラソンをいかにして走りきったか

フルマラソンはきつい。
夏は暑いくらい当たり前のことであるので、あえて言う必要がないかも知らないが、それでも言いたくなるくらいきつい。

ハーフマラソンの大会には20回くらい参加しているのであるが、フルマラソンは比べられないくらいきつい。

そんなフルマラソンをどうにか走りきったことを書こうと思う。

6年くらい前、マラソンへの意欲がとてつもなく高まっていた。
そしてハーフマラソンの大会で1時間4

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ランニングしている時に何を考えるか問題

ランニングしている時に何を考えるか問題

まだランニングをはじめる前、「ランニングをしている人は走っている最中に何を考えているのだろう?」と疑問に思っていた。

ランニングをしていない時は、走るというつらいことをしている人の心理について興味をもっていた。

無心で走っているのか、まったく関係のないことを考えながら走っているのか、どうなんだろうと想像していた。

ランニングを始めてみて、走っている人がどんなことを考えているのか問題について分

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唯一無二の体験ができるマラソン大会に参加した

唯一無二の体験ができるマラソン大会に参加した

ランニングを始めて10年くらい経つ。そこそこ走れるようになってからというもの、マラソン大会に出るのが楽しくなっていくつか参加してみた。

その中でもっとも驚いたマラソン大会があるので、その話をしたい。

その大会は南魚沼グルメマラソンである。グルメというだけあって、大会の参加賞はお茶碗である。マラソン大会の参加賞というと、だいたいTシャツであり、ランニング愛好者の洋服ダンスの中には大量のマラソン大

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ランニングが習慣化しない人の二つの共通点

ランニングが習慣化しない人の二つの共通点

ランニングは長く続ければ続けるほど、効果があります。はじめてみる人は多いですがなかなか、持続してできない人も多いのではないでしょうか?

もちろん持続できない人が悪いと言っているわけではありません。むしろ、そういう人は人より頑張れてしまう人、頑張ろうとする人だからこそ続かないのだと思います。

頑張りすぎるから続かないのはどういうことなのかというと、一つ目の理由はオーバーペースであるということです

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ランニングしてみてものすごく良かったある一つだけのこと

ランニングしてみてものすごく良かったある一つだけのこと

なんとなく始めたランニングをしていて、予想もしなかった良いことがあったので、それについて書きます。

運動経験が全くなく、運動全般に苦手意識がありました。特にゲーム性がなく、走るだけのランニングなんて何が面白いのだろうと本気で疑問でした。

でもランニングをしてそれは大きな間違いであったと思いました。

まずは5キロ程度でも走った後の達成感がすごいと思いました。胸の奥からやってくるような、「できた

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ランニングをはじめて出会った言葉

ランニングをはじめて出会った言葉

運動経験ゼロ、運動神経ゼロの私がランニングを始めて10年。ランニングをしなければ出会わなかった言葉があります。その言葉とそれについて考えたことを書きます。

ある日突然思いついたように始めたランニング。部活をしていなくて、1キロも走ったことがなかったですが、続けることができています。

その中である言葉に出会いました。それは村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」の中にあります。村

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運動音痴がランニングをして変わったこと

運動音痴がランニングをして変わったこと

私は鉄棒の逆上がりと、縄跳びの二重跳びと4段以上の跳び箱を跳ぶことが人生で一度もできたことがない。運動会の徒競走ではいつも一番最後にゴールしていた。

どう控えめに考えても運動音痴と言われる部類に入るだろう。体育の授業は苦痛以外の何物でもなく、圧倒的な運動に関する劣等感ゆえに自己肯定感が低く育ってきた。 

歳をとり社会人になってしまえば、運動以外のことが社会的な評価の対象となり、今となっては自己

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