誰も彼も私もあなたもアイツもあの娘もただの棒。

棒について書く。

と言っても、今あなたの脳内に無意識に浮かんだ「それ」の話じゃない。国民的駄菓子のうまいやつでも、国民的RPGの最弱武器でも、ましてや安易な下ネタなんかでは決してない。

これは「私」の最初で最後の自己紹介だ。

自己紹介は一回で充分なのだから、初回が最後になるのは不思議でもないと思われるだろう。しかし、真の意味は以下のルールの通りだ。 

ルール1. 一人称は「棒」

「は?」と思ったあなたは正常だ。全く藪からスティックな話なのだから。けれどこれでいく。
つまり、「I like sushi.」と書かれていれば、「棒は寿司が好きです」と訳す。そういうことだ。
ここで付いて来れない人は、この先ずっと棒が書く文章は肌に合わないだろう。今すぐ見るのをやめて蒸しタオルで目を休めよう。

もし平気そうなら次のルールに進もう。こんな独りよがりな場所でルールもクソもないのだが、課されるのは棒なので、どうか安心して、読む上での参考として頭に入れておいてもらえると幸いだ。
この流れ、FPSゲームで軍の上官が仕掛けてくるチュートリアルみたいで腹立つよね?わかってるよ、けれどこれでいく。

ルール2. 1,000文字以内

一つの記事の字数制限はこれ。これは理解してもらえると思う。よくある例にもれず、棒は制限がないと行動が出来ない人間なのである。
ぶっちゃけ、だらだらと長い文章なんか読みたくないよね?という読者の気持ちを先回りしている部分もある。少なくとも棒は読めない。活字が苦手なので。
まあ、「真の自由とは不自由の中にのみ生まれるものである」などと、きっとどこかで誰かが言ってる(であろう)哲学的名言を心に抱き、納得してもらいたい。

他にも、極力画像には頼らない、一般的な文章の決まりは無視する、思ったことを発言してなるべく嫌われるようにする、など意識している点はいくつかある。
だが、ルールと言うよりコンセプト寄りのものなので、深くは触れない。これ以上やっても「誰得なの?」とか言われそうだし。

さて、ここまで読んで気付いた方もいると思うが、肝心の自己紹介がほぼ出来ていない。
が、それでいい。実際そんなものだ。棒に紹介するような価値は特にないし、あなたはたぶん興味がほぼないだろう。

何より、もういきなりルール2に抵触してるんだよ!

自分でも驚く。適当に指を動かしてるだけで気付けば1,000文字をこえている。学生の頃の読書感想文とかあんなに字数稼ぎに苦労してたのになあ。これも情報リテラシーの進化した現代社会の功罪だろうか。
どうりで世間に 駄文だらけのクソみたいなブログ 素敵情報満載の記事なんかが増える訳だ。

これで少なくとも、棒が嘘つきで性格が悪いことは露呈するに至った。そして、それだけ伝われば棒の99%は補完している。
残りの1%を強いて言えば、死ぬまでくだらないこと言ってたいだけのただの棒である。
なのでこれでいく。こんな感じでいくのだ。
よければ以降、お見知りおきを。気が向けば駄文を投稿するつもりなので、あなたの気が向いた時の3回に1回くらい覗いてもらえたらありがたい。

そんな訳で紹介することも尽きたので終わろう。
初の気まぐれ投稿、平日の朝っぱらにする罪悪感を添えて。

どうでもいいけど、初っ端の自己紹介記事からタイトルが長くなってしまったな。ラノベかよ。

<了>

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