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【攻略?#8】 フジロック今年初参戦だった自分がフジロック攻略法を書いてみた (総括編\結果フジロック行ってよかった?)

さてさて、ここまで書いてきたフジロック攻略。いかがでしたでしょうか。最後のまとめとして、ちょこっと書き残したいと思います。
ここからは、私個人の見解が強くなると思いますのでご了承ください。

1.フェスってなんだろう。

いきなり概念のような話ですが、そこまで哲学的な話ではありません。
フジロック終了後、フジロックの思い出を家族に話していると、ふと父が「野外フェスって音楽を聴く環境としては最悪な状況だよね。」とつぶやきました。たしかに、夏の野外フェスは最近特に暑いし、いろんなアーティストを観ようするとなると時間も長い、音響設備が整った環境でもないし、音楽を聴く環境としては劣悪な環境かもしれません。

私が野外フェスに初めて参加して思ったのは、野外フェスは、「受動的」というよりか「能動的」だなと思いました。
例えば、特定のアーティストのライブは、会場にさえ行けば、こちらが何もせずともアーティストがもてなしてくれる「受動的」な感じが強いですが、野外フェスは、野外の開けた場所で音楽を聴くことができるだけでなく、自然に囲まれた場所でのびのび過ごせる空間があって、それぞれに楽しみ方が託される場所であって「能動的」だなーと思いました。会場についただけでは、何も起こらず、自分で会場内のスケジュールを立て、自分の足で会場を回ることで楽しいことが起こる。逆を返せば、自発的に動かないと楽しめない、そんな、意外と観客に対してシビアなイベントなのではと思いました。

そんな中、音楽好きな私が一番に感じたフェスの良さは、
「沢山のアーティストの美味しいところだけを味わえる」です。

アーティスト自身のワンマンライブも勿論いいですが、フェスは特定のアーティスト目当てのお客さんだけでないお客さんが沢山くるため、やはり、代表曲をやりがちになるそうです。
そのためやっぱり皆が知っているわかりやすい曲が選ばれる傾向にあるため、ある意味そのアーティストの特においしいところだけを味わえるだけと思います。
(マグロは、どこの部位もおいしいけど、特に美味しいの大トロ部分だけ味わえる 的な感じですかね)
1人のアーティストに傾倒するもの勿論素敵なことですが、世の中にいる沢山のアーティストを数曲をつまんでいくというのも1つの音楽の楽しみ方のような気がします。
それを機に今まで知らなかったアーティストを知ったり、もっと深堀りしたいアーティストが出てきたりするので、自分の音楽ストックを増やす1つのきっかけにもなると思います。
音楽を知るきっかけは沢山あると思いますが、実際にリアルな場所で間近に聴いた音楽は印象に残りやすいため、ある意味高級な音楽体験かもしれませんね。

ちょっと心残りとしては、2日目にあまりアーティストを観れなかったことですかね。実はフジロック23に参戦後、別の野外フェスに2日間参戦しましたが、やっぱり2日目はしんどくて1日目より楽しめなかったなーって感じでした。
なので、フェスは「2日目が鬼門」で、2日間での体力のペース配分が重要かと思いました。

2.フジロック1人参戦

この記事を書き始めたときに「1人参戦でよかった」と言っておりましたが、その理由をお伝えします。(これは本当に個人の見解と思って読んでください)理由は端的です。

めっっっっちゃ、キツいから

「ここまで、延ばしておいてこれだけ?」って思うかもしれませんが、まじでこれです。確かに楽しかったのは楽しかったのですが、同じぐらいしんどいです。ほんと鍛錬の場って感じでした。
最初は楽しいかもしれませんが、疲れがたまってくるにつれて、その人の本性が現れるといいますか、私はこの環境下で誰かと一緒にいるのはストレスになったと思います。
私は、(本当に相手に気を遣えてるかは別として)他人に気を遣うためより誰かと行っていたら、一層しんどかったと思います。
ですが、周りを見てみるとやっぱり1人参戦の男性の方はよく見かけましたが、女性の方はあまりいらっしゃいませんでした。
でも、女性の1人参戦でも充分楽しかった1事例として私を取り扱っていただけるといいかと思います。
ちなみに「会場で友達できるかなー?」とか思っていましたが、全然できませんでした(笑)。多分会場内で1日10語しか言葉を発してないと思う。

そういえば、フジロックは来場者に言語ボランティアを募集してるみたいなので、もし、1人参戦で日本語以外の言語がある程度喋れるならやってみてもいいかもですね。

1人参戦で唯一困ったことといえば、ご飯を買ってしまって片手がふさがってしまい、椅子を広げることができなくなるぐらいです。なので、1人参戦の方は、椅子をある程度広げてから、ご飯を受け取りましょう。

3.フジロック参加してよかった?

フジロック、ズバリ「参加してよかった」です。
まあ、このタイプで「参加しない方がよかった」って答えるパターンはほとんどないですが(笑)。
私個人としては、色んなアーティストを沢山観れたっていうのが満足度が高いポイントでしたね。フジロックは海外アーティストの参加が多いので、簡単にライブを観ることができない海外アーティストを一気に見れるというのもよかったです。
旅行苦手芸人の私が、フジロックというハードルの高いフェスに行こうと思ったばっかりに、フジロックが終わるまで毎日不安との闘いでした。ですが、終わった今考えてみると「人生において1回は行っておいてよかったな」「このフェスを乗り越えた私はどんなフェスにでも対応できる」と人生の経験値を増やせた満足感と謎の自信を手に入れることができました。

4.いろんな情報、ありがとうございました。

最後に私がフジロックに参加する前に、情報収取としてお世話になった記事等を紹介します。

【苗場六金 様】
苗場近辺の情報をオールマイティに投稿してくれています。フジロック開催日が近くなると毎日苗場の天気と気温と湿度を教えてくれるのが、当日の気温のイメージがついてすごく助かりました。

【We’ll meet again 様】
フジロックの情報をまんべんなくまとめて下さっているアカウントです。
アンケート調査とか行ったりして、色んなフジロッカーの意見を紹介していたりするので自分に合った情報をゲットできるかと思います。

YOUTUBEのフジロック系の企画もよく見ました。内容どうこうというか、周りの人の格好や持っている荷物の大きさをひたすら観察していました。


それでは!
ここまで、フジロック攻略シリーズを読んでいただき本当にありがとうございました!
これらの記事で、今後誰かのフジロックの旅を少しでも有意義なものにできたら幸いです。

©Louis Cole

#音楽 #music#夏フェス#FUJIROCKFESTIVAL#フジロックフェスティバル#フジロック

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