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捨てる前にDIY

時節柄、「大掃除」を気にするときがやってきました。クリスマスが終わればお正月の前に「大掃除」。最近は「断捨離」とか「ミニマリスト」とかで、年末問わず大掃除をするような風潮があります。モノを持たないと思考もスッキリするのだとか。

僕はあまり買い物をしないですし、「靴」や「洋服」も最小限で元々モノを持たない人間です。ですが、いつも「モヤモヤ」とスッキリしないのは断捨離が足りないのでしょうか。

捨てるのは以外に簡単ですし、捨てられた後は大抵は燃やされるだけです。どうせならもう一度何かの役に立ってから、燃やされたほうがモノとしては本望なのではないかと考え、今回は捨てる前にもう一度使うDIYです。

愚息と私

うちの子供たちはずいぶんと大きくなってしまったのですが、歩きはじめから「スッテンコロリン」とよく転ぶ幼児の頃まで家には柔らかいクッション素材できた「ジョイントマット」なるものを部屋に敷き詰めていました。

小さなお子ちゃまをお持ちのご家庭なら同じく部屋中に敷き詰めているのではないでしょうか。ある程度大きくなって転ぶこともなくなった頃、このジョイントマットもボロボロになり「さぁ部屋の模様替え」なんていうタイミングはどこも同じかもしれません。

いっぱい転んでお世話になったこの「ジョイントマット」、ただ捨てるだけでは忍びない。もう一つ思い出を作ってから昇天させよう、DIYで!

ということで今回は我が愚息にも手伝ってもらい、ジョイントマットを使って「アート」な作品で思い出を作っていきたいと思います。

使用済みのジョイントマットが手に入らなかったので、仕方なく新しいもので

材料

材料はこれだけ

・使い古しのジョイントマット
・画用紙
・絵の具

作り方

作り方は特に難しいことはありません。「切って」「塗って」「押し付ける」だけ。いわゆる「版画」や「はんこ」です。ルールはないので「感性」でいきましょう。

今回は息子に好きにデザインしてもらいました。つべこべ言わず静観していたほうが面白いものができそうです。

下書き

型を使ったり、定規、フリーハンドなんで構いませんので「下書き」をしてみしょう

カット

今回は発泡スチロールなどをカットする熱線のカッターを使いましたが、
普通のカッターで十分です
いろいろなサイズや形でカットしています
カットした線がガタガタしていても大丈夫キニシナイ

洗浄

「絵の具」をこの後付けるのですが
油汚れなどが付着していると絵の具が弾いてしまうのできれいに拭いておきましょう

絵の具つけ

直接絵の具を乗っけてスポンジで叩くように伸ばしていきましょう

スタンプ

画用紙の上にあまりズレないように、好きな位置に乗っけて上から押していきましょう
画用紙が薄い場合、絵の具の量や水が多いと紙がフニャフニャになります
気になる方は厚めの紙をご用意ください
あえてフニャフニャするのもカワイイものです
考えているのかいないのか分かりませんが、どんどん行きます
少し重ねたところの色が微妙に綺麗です
かすれた感じもまた良し
息子はきれいに作ろうと思わないのが大事とか言ってましたが
そもそもきれいに作れないのでは

完成

完成
フレームに入れて、サインなんか書くとアートな感じが増します
なんとなくアート
お世話になった「ジョイントマット」で子どもが作ったと思うと感慨ひとしお

まとめ

使い込んだモノを捨てるというのは、思い出も同時に捨てるということで、特に子どもが小さいな頃に使っていた「服」だったり「おもちゃ」だったりは中々処分しづらいものがあります。

今回の「ジョイントマット」は捨てて当たり前の消耗品ながら、子育てという大切な時期に縁の下の力持ちとして活躍してくれたありがたいモノです。どうぞ捨てる前に「感謝」と「思い出」をDIYしてみてはいかがでしょう。


作り方はDIYメディアDIYersからもご覧頂けます。
https://diyers.co.jp/articles/D4l2Y

写真:薮内 努 https://www.instagram.com/yaboo/

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