日本もハイパワー急速充電器の時代に…CHAdeMO3.0／ChaoJi規格の共同発表の意義

今年4月にCHAdeMOの次世代規格「CHAdeMO 3.0」が発表されました。一言コメント：3.0」が発表されました。
その内容は中国のChaoJiと規格を共同化し、年内に規格を最終化、15年以内に現行設備をChaoJi/CHAdeMO3.0に切り替えるというもので、現在主に日本と中国の2つの規格が存在するアジア圏の急速充電器が将来一本化されるというこの発表がもつ意味は極めて大きいと言えます。将来、アリババやテンセントなどの先進的なAIを搭載した中国のEVが日本市場で一定のマーケットシェアを獲得する可能性があるからです。
反対に日系OEMも日本仕様のEVをそのまま中国市場（および中国の規格GB/Tが普及している地域）で販売することが可能になるため、市場が拡大するという意味ではチャンスでもあります。今後も充電規格に関するルール策定の動きと、それが及ぼすEV市場への影響から目が離せません。
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