『ただいま』大好きなおじいちゃん
私の大好きな祖父について、ここでは『じいちゃん』と呼ばせていただきます。
『ただいま』私が小学校3年生のとき、家に帰ると、
いつもじいちゃんが待ってくれていました。
当時、じいちゃんは大きな病気を抱えており、
入退院を繰り返していました。
そのため、補助器具の使用なしでは歩けなかったり、スムーズに喋れなかったりと、日々、その病気と闘っていました。
それでもいつも、宿題の音読やリコーダーを聞いてくれ
『夏葵は音読がうまいのう。』と言って、嬉しそうに、震えた手で一生懸