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風邪の時は入浴した方がよいの?


風邪ウイルスは熱に弱い為入っても大丈夫です。
お風呂の各作用で体内温度が上がれば菌には苦手な環境になり、さらに免疫物質も活性化するので、風邪の根治においてはむしろプラスに働く面も多いのです。

これは一般家庭の歴史的な変化が関係してきます。
家庭にお風呂設備が普及したのは1960年代頃なので、それまでは銭湯通いが普通で、入浴後は外を歩いて帰宅することになるので湯冷めしやすい環境であったので、湯冷めは風邪の誘発という印象がついたのです。

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風邪のウイルスは喉や鼻の粘膜にとりついて
重症化するケースが多いですが、湿気に弱い特徴もあります。
蒸気・香りの作用においてお風呂の湯気を吸い込めば、ウイルスを弱らせると同時に、粘膜の、繊気運動などの免疫なんかも上がり、喉や鼻の不快な症状の緩和に役立ちます。

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風邪の時のお風呂は原則入っても構わないし、むしろ風邪の症状の緩和や、ウイルス退治という根治にも繋がる可能性がある。
ただ、もちろん体温が38℃以下の微熱でかつ体調がある程度良い時に限り、入浴時も疲れない程度に40℃程度のお風呂にさっと入って、湯上り後は湯冷めしないようにずくにゆっくり休むのがコツです。


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