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「新卒でカウシェの道」を作りたい

今年3月に、当時創業1年足らずの株式会社カウシェへ新卒入社した日野(社内呼称:goro)です。カウシェでデータ周り全般を担当しています。この記事では、忙しさや安定性、学習環境、会社の将来性について、入社前に自分が感じた不安に対して、それぞれどう乗り越えたかを書きます。最近スタートアップで働き始めた方や今後スタートアップへの入社を検討している方が何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。

こちらは、カウシェのアドベントカレンダー12月15日分の記事です。カウシェの多様なメンバーが寄稿しているので、こちらも合わせてご覧ください。

最も重要なものに注力することで、ぶれない「支柱」を築いた

まず、心配していた忙しさに関して、実際、入社してからやりたいことは溢れるほどありました。現実的な業務時間内でこなせる業務の10倍くらいのものが自分の中の「やりたいことリスト」に載っていました。これら全てに取り組んだら、時間と体力が足りなくなることが予想されました。

その前提があったので、優先度を徹底的に見極めていくことを初めから意識するようにしていました。本当に重要なものが後手に回ったり、優先順位が低いものが前面に出てきたりしないように、頻繁にROIを見積もりながら、時には「やらない」と判断することも必要でした。

やれることを手当たり次第にやるのではなく、やりたいことの中でも最も重要なことに取り組む。何を目標としていて、それに対して何が足りないのか、そして自分がその仕事をするべきなのかを問うことで、業務の激流に流されない支柱ができました。

結果と感情を反比例させることで、変化の大きい環境で前進した

次に、業績に関しては、日々の変動は入社前に想定していた以上に激しいです。やったこと・やらなかったことに対しての業績への跳ね返りは大きく、2-3日で数倍のGMV(=カウシェでいう売上高)になるのは当たり前でした。

このような環境下で、私は結果と感情を同期しない、むしろ反比例させることで安定化を図りました。GMVが良いときこそ気を張っておく、また、新規獲得が伸び悩んでいるときこそ心の余裕と希望をもち「何が出来るか?」を問い続けることでバランスを取りました。

次第に、不確実で不明瞭な状況の中で戦うことが自分の中で当たり前になっていきました。常に、目標を見失わずに大胆で迅速な意思決定の勢いを持つことで、人と施策がまとまっていき、失敗を伴いながらも前に進んでいる感覚を掴むことができました。

自ら師を呼び学ぶ機会を創出した

さらにデータ分析基盤の構築や分析業務などを教わる先導者が社内におらず、自分で学ぶ機会を作り出す必要がある点も、不安材料でした。

実際に入社してからは、以前お世話になったtoB Saas系の会社でデータサイエンスチームのリーダーをされている方に、副業としてカウシェに関わって頂き、大きな学びを得ました。並行して、関連記事や書籍、MOOCなど、社内外の学習リソースを駆使しながら自分で学んでいきました。

勝つまでやめないから負ける心配はしないで済んだ

入社前に抱えていた最も大きな不安は、「この会社が本当に伸びるのか」ということでした。スタートアップで働いている以上、この不安が完全に消えることはないと思います。しかし、自分がカウシェに対して及ぼすことのできる影響は大きいと思っているので、カウシェの未来も自分の実力が左右する、というくらいの覚悟で日々の仕事に向かっています。

自分の実力を大きく超える業務を担当することもあります。そんな時は、出来るまで辞めないことを心に決めて、思いつく限りの全ての手段を使ってでも完遂することにしています。

先行きが見えないことへの不安へは、自分が影響を及ぼすことのできる範囲に焦点を当て、勝つまで土俵に上がり続ける覚悟をもつことで対処しています。

カウシェで未来を作りたい

ここまで、入社前に抱えていた不安とその乗り越え方についてお話しましたが、加えてお伝えしたいことがあります

カウシェに勤めて良かったことは、事業への手触り感が大きいことです。自分のチームが仕込んだ施策で既存の数倍のインストールを叩き出したりと(もちろん逆の結果になることもありますが)、「自分の手で会社を動かしている」という感覚を強く得られます。

また、自分の成長、上司の評価に加えて、会社の成長という大きな星を見つめて仕事に取り組むことができます。それゆえに些細な人間関係や忖度に悩まされず、本質的な、大きな目標に向かって気持ちよく進むことができています。

そして何より、「未来を作っている」という感覚こそがスタートアップの醍醐味です。誰も正解を知らない世界でまず走り出し、何かを作ってみる。そしてその出来上がったものが実体を伴って社会に影響を与えていく瞬間には、何ものにも代えがたい快感があります。

カウシェを新卒にとってより魅力的な選択肢へ

カウシェ代表の門奈さんは「スタートアップをより多くの人にとって身近な選択肢にしたい」と話しています。そんな社会の器として、カウシェは多様な働き方を受容し、一人一人の生産性を最大化する組織として、会社・事業共に急速な成長を遂げています。自分は新卒社員としての実績を作り、その実態を発信していくことを通じて、スタートアップを、ひいてはカウシェを新卒社員にとってより魅力的な選択肢にしていきます。


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