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豆腐の相模屋さんを#マーケティングトレース

基本情報

正式名称は相模屋食料株式会社。
1951年10月に設立され、売上高は254億円(2018年)です。
業務内容は、大豆加工食品(豆腐・油あげ・厚揚げ等)製造および販売となっています。

トレース目的

先日風邪になったのをきっかけに、食生活を見直そうかと思い豆腐に出会いました!

豆腐を色々調べていたところ、豆腐界で2003年からの13年間で売上高8倍成長をした相模屋というところがあるらしく興味を持ったので今回取り上げてみました。

中堅企業が伸びた秘訣を探ってみます!

外部環境分析(PEST分析)

まずは相模屋さんを取り巻く外部環境から分析していきます。

政治Politics:消費税の増税
1989年3%→1997年5%→2014年8%→2019年10%

社会Society:健康志向、ダイエット志向(参考)

経済Economy:配送料の値上げ

技術technology:容器の加工技術、豆腐の製造工場の技術の進歩。
元々豆腐は日持ちがしないため、大量生産ができなかった。

競合の定義(5Forces分析)

業界競合:年商100億以上の企業は6社。

人口減少で消費量は年々減少傾向にあり、価格競争が起こっています。(参考)

価値競合:売り手は、大豆業界の企業。
買い手は、生活者全般

新規参入はほとんどいないみたいですが、既存企業同士での市場の奪い合いが行われているみたいです。

ターゲティング/重要顧客

ザク豆腐:30~40代男性(参考)
マスカルポーネのようなナチュラル豆腐:20~34歳女性(参考)

マーケティングミックス(4P)

売物Product:豆腐、他にも豆腐麺とかいろいろ(参考)

売値Price:100円~200円くらい
(参考)

売場Place:スーパー、コンビニ、Amazon、楽天市場とか

売方Promotion:普段豆腐を買わない層への商品アプローチ、SNSでバズった。

トレース企業の成功要因を整理

要因①:豆腐業界の固定概念を変える発想→実施

タピオカでんぷん入りの豆腐を作って、食感の幅を広げた。

要因②:新商品での市場開拓

3~40代男性向けに作れた
機動戦士ガンダムのキャラクターを模した"ザクとうふ"

2~30代女性向けに作られた
"ナチュラルとうふ"

一人暮らし向けに作られた
ひとり鍋シリーズ、おかずやっこ、とうふで、グラノーラ。など。(参考)

自分がCMOだったら

・ネットでの販売方法を改善
・豆腐を使ったシャンプーを作り販売する

まず1つ目
食品は単価が低いなので、広告を大々的に打つのは難しいと思います。

相模屋さんを調べて(もちろんオーガニック流入)公式サイトに入ったときでさえ、うまく購入画面までたどり着けなかったので、まずはこの購入までの導線を改善します。

オンラインでの販売戦略は、単価低めでオンライン販売成功してそうなところとして八天堂さんとか真似してみてはいかがでしょう。

ここは店舗の知名度があるので全く同じではありませんが...。

2つ目

市場を広げるという意味で、豆腐を使った化粧品を作ります。

すでに事例はあります。
豆腐の盛田屋さんです。

1番手がおり需要があることは見えてきているので、2番手として参入して追い抜くことは不可能ではないと考えられます。

シャンプーと書いた理由は、広告代理店さんがシャンプーは季節問わず売りやすいと言っていたから。というここは単純な理由です。

終わりに

マーケティングトレース第4弾!

広告代理店さんとか、製作会社さんで修行してみたくなってきました。

まだまだマーケティングトレースを続けて勉強します。

最後まで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートは、勉強のための本代に使わせていただきます!