カレー1皿の重み(日常)
たまに、某まるうどんさんのカレーライスを食べたくなります。
あまり辛くなくって、ニンジン、ジャガイモが、ごろんと入っていて
タマネギも煮とけていない、学校給食みたいなカレー。
これが「お母さんの味」ってやつなのかもしれません。
いろんなお母さんもいるけどね。
カウンターにて注文しますよ。カレーください。
「大にしますか、小にしますか?」
どのくらい入ってるんだったっけ。
どう違うの?
「量が違います!」
そうだろうね、うん。そうだろう。
オジサンの聞き方がよくなかったね。
「ライスが〇△グラム、カレーが…」
グラムでいわれてもなあ。
困ったときの佐藤二朗さんのような顔をしていただろう
オジサンに見かねてか、某まる兄さんはおもむろに
カレー皿へとライスとカレーを盛りつけだします。
え、もう盛っちゃうの?
見たらわかるでしょうとばかりに、
「これが小のカレーです!大にはライスとカレーが
これより50グラムずつ多いです!」
すこしばかり今日の食事には少ないような気もしたのですが、
ううむ、大を頼むとこの上に足されてしまうのだろうなあ。
なんとなく見た目がよろしくないんじゃあなかろうか?
躊躇して、じゃあ、それください。
まあ、いいか、な私の気持ちもしらずに
じつに満足そうな某まる兄さんです。
しかし!
一見すくないようにも見えたこの小カレー、
しっかりの食べ応えで十分な分量だったのでありました。
食べられなくなったなあ。
いや、食べ過ぎずにすんだよ。
ありがとう、某まる兄さん!!
半年に一度くらいの来店だけれど、
こんどは迷わずに、小!と答えられる自分になろう、
と、八分目の腹をさすったのでありました。
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