SLE発症③~苦手な仕事と上司の罵倒~
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SLE発症③~苦手な仕事と上司の罵倒~

ミズガエル

こんにちは、ミズガエルです。
怒りをあらわにするカエル君。一体何が…?
前回の続きです。

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「あいつのせいでSLEになった。
あんな最低なやつ、〇ねばいい!」

あいつというのは、派遣先の私の元上司でした。
その人は最初いい人でした。
少し毒舌で人を笑わせるようなムードメーカー的存在でした。

でもある時から私のミスをみんなの前で大声でなじるようになりました。
初めて怒られた時、私はショックを受けました。
何人もの人の前で大声で怒られ、自尊心は傷つき、とても恥ずかしい思いをしました。

けれど、ミスをしたのは自分です。
指摘されるのはしょうがないと納得し、私は前向きに頑張っていました。
しかし、元上司の私への罵倒はその後も続きました。

よく観察をすると、上司も課長に罵倒されていました。
そして決まって私に激が飛ぶのは、元上司が部長に怒られたその少し後でした。

より弱い者へ怒りの矛先が向けられる。
私は自分がサンドバックにされていることに気づきました。

一瞬腹が立ちましたが、なんとかその感情に蓋をしました。
いい子ちゃんの私は、もめたくなかったのです。
「その上司も上から怒られるというかわいそうな立場にある。」
元上司へ同情し、私は耐えていました。

今回の仕事で、私は初めて自分の苦手分野というものに気づきました。
派遣先は携帯のシステム関連の部署で、業務内容は基地局の位置を探してチェックを入れるというものでした。
私は地図の見方、位置の把握の仕方というものをまったくわかっていませんでした。
運転免許を持っていたらもう少し理解できたのかもしれません。

「位置が違うって苦情きてるよ。これを元に作業してるんだから、ちゃんとやってよ。」
全力で頑張ってもなかなかうまく行きません。

「どんな仕事でもやればできる。」
当時熱心に読んでいた松下幸之助さんの本にそう書いてありました。
どんな仕事でもやり続ければちゃんとできるようになる。

それを信じて頑張っていたのですが、会社は私ができるようになるまで待ってはくれませんでした。その業務は3ヵ月で終了となりました。

自分にも苦手な分野があったというのはショックな出来事でした。
どんな仕事でも「やればできる。」ではなかったのです。

私はこれまでパン屋、うどん屋、コールセンターなど、接客業をしてきました。
多少ミスをすることはあっても、元気よく働いていたら「頑張っているね。」と評価してもらえたのです。
「どんな仕事でもやればできる。仕事に苦手なんてないんだ。」
積極性を発揮してきた私の価値観が、一気に崩れました。

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これまでひた隠しにしてきたことですが
出してしまえば案外平気なものですね。
挫折してみんな強くなるのさ!笑
読んでいただいてありがとうございました。^^

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ミズガエル
ループス腎炎Ⅴ型、ネフローゼ症候群だったSLE患者です。これまで15年以上病気と仲良くやってきましたが、この度SLEを卒業することにしました。