NFTじゃなきゃダメなの?
Creators Studioというコミュニティに参加しております。
「女性やジェンダーマイノリティがweb3の世界で活躍できる場を作ろう!」といった活動方針で、今まで「web3について知りたいことがあるけど誰に聞いたらいいのかな…」と困っていた私にとってとてもありがたいコミュニティです。
そのCreators Studioで「#はじめてのWeb3チャレンジ 」という取り組みが始まりました。
Day3で「NFTとは何か調べてみよう」というお題が出たので、私もこちらで自分なりの考えをしたためておこうかと思います。
NFTとはなにか
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)
ブロックチェーン技術を使うことで、これまでコピー可能だったデータに対して唯一性を持たせることができて、誰のものかを証明することができるんです!
ということなんだけど…。
それってなにがすごいの?なにが嬉しいの?自分のものじゃなくてもコピーしてみんなで楽しめたらいいじゃーん。と思っておりました。
そこで、「NFTにするとなにが良いか」を自分なりに考えてみました。
NFTにするとなにが良いのかな
発行元を証明できるようになったことでデータに価値がつく
紙が造幣局を通してお金として価値がつくように、データもNFTを発行することで発行元が証明できるようになり、その唯一性から価値をつけられるようになりました。
その価値が今後上がるかも!という期待があります。
もちろん、お金と同様に価値が下がる可能性もありますよね。
コレクションできる
所有者も証明できるので「自分のもの」としてコレクションできます。
私も実際に買ってみるまで気づかなかったのですが、「自分のもの」と証明されることでそのデータに対してびっくりするほど愛着を感じるんですね…。
ブロックチェーンに刻まれることで自分の活動を表明できるようになる
NFTが発行された目的によっては、自分の考えやステイタスを表明できるでしょう。
たとえば、作品保護の目的で発行されたNFTを持っていればその活動に参加した証になります。
その場にいたことを証明するPOAPというものもあります。
二次流通後もクリエイターに利益を還元できる
二次流通、つまり転売された場合でも、発行元にロイヤリティと呼ばれる手数料を還元する設計をすることができます。
誰から誰の手に渡ったのかも記録されるので、その情報によっては価値にも影響しそうです。
メタバース上で使うことができる
DecentralandやThe Sandboxといった代表的なメタバースプロジェクトがアイテムとしてNFTを取り扱っていることから、所有しているNFTの楽しみ方が増えるかも!という期待があります。
データが利用できなくなるというリスクを回避できる
これまでは、(電子書籍や音楽のサブスクなどが例に挙げられますが)とあるサービス上にあったデータは、そのサービスが終了するとデータにもアクセスできなくなる場合があるといった問題がありました。
それをNFTとしてブロックチェーンで管理することで、コンテンツを取り扱うサービスが終了してもインターネットがある限りはデータの所有を証明し続けられます。
(あくまで所有の証明であって、コンテンツそのものの消滅はまた別の話。)
さいごに
正直、いま走っているNFT関連のプロジェクトの中には「それってNFTにする必要ある?」と思うものも少なくありません。
しかし今後、web3の技術が日常に溶けこんでいく未来があるのなら、楽しみがどんどん増えていくのかな。
#はじめてのWeb3チャレンジ 残りも楽しんで取り組んでいきたいと思います!
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