褒め上手はYouメッセージを使いこなす。
どうも、Kengoです。
昨年からコーチングを受け始めたのですが、人生や事業の意思決定や目標達成において非常にインパクトのある体験だったので、今年は自分がコーチ側に立てるよう学んでいきたいと思い、このNoteを更新しています。
(前回のnote)
これからコーチを目指す方や、コーチングを受けたいと思ってる方などの参考になれば幸いです。
ちなみに、このNoteではゴーゴーケンゴとしてではなく、Kengo表記のアカウントと連動させて更新するので、ぜひこちらのTwitterアカウントもフォローお願いします。
このNoteは、ZaPASSコーチング養成講座第9回のポイントをまとめたものになります。
今回からフィードバック編に突入したのですが、ポイントは3つ。
⑴フィードバックの種類
⑴客観的事実=Youメッセージ
⑵主観的事実=Iメッセージ
まずはじめにフィードバックの種類についてですが、2種類あります。
客観的事実に基づくフィードバックは「Youメッセージ」と言い、目に見えるモノに対するフィードバックになります。
例えば、こんなイメージです。
「最近、仕事がめっちゃ忙しくてハードなんですよね」と仰っていたときに、笑ってました。
これがYouメッセージです。
相手が実際に言った言葉と、反応を事実に基づいて伝えると。
それに対し、Iメッセージは自分の感情を伝えるもの。
仕事がかなり忙しそうですが、やりがいを持って取り組んでるように感じました。
こんな具合です。
もっと、シンプルにすると髪を切ってきた方に対して「似合ってますね」というのはIメッセージで、「髪短くなりましたね」というのはYouメッセージだと。
⑵フィードバックの効果
フィードバックの効果というのは、この図の「BLIND」の部分にアプローチしていけるというものです。
クライアントは見えてないけど、コーチには見えてる部分にスポットライトを当てていくと、クライアントの中の「OPEN」な部分が広がっていくんですね。
さらに、セッションを重ねていくなかで「UNKNOWN」な部分までアプローチしていけると。
まさにコーチの価値でもある『クライアントが想像してなかった場所までたどり着ける』に近づいていけるわけです。
⑶フィードバックの目的
可能性の最大化
フィードバックの目的はこれに尽きます。
というか、コーチングの目的が可能性の最大化でもあるので、ここを見失ったフィードバックは本末転倒ですよね。
できてないとこを指摘するのはコーチング的じゃないと。
そうでなく、輝いてる部分を探す。
特徴、個性、才能を積極的に伝えていく。
そんなポジティブなフィードバックが基本なのですが、ちょっと気恥ずかしいですよね。
普段から人を褒めてない人は、ちょっと難易度高いなと。
コツとしては、『Youメッセージを伝えてからIメッセージを伝える』というものです。
Iメッセージは「相手の可能性の最大化に繋がるか?」という視点で伝えるのが良いと。
例えば、前述の例でいうとこうなります。
「最近、仕事がめっちゃ忙しくてハードなんですよね」と仰っていたときに、笑ってたのですが、その表情からは「逃げ出したい」って気持ちよりも、忙しいながらもやりがいを持って取り組んでるように感じました。
・発言=「最近、仕事がめっちゃ忙しくてハードなんですよね」
・反応=笑ってた
・主観的な感情=「逃げ出したい」って気持ちよりも、忙しいながらもやりがいを持って取り組んでるように感じた
という具合です。
客観的な事実を伝えたうえで、主観的な事実を伝えるというわけですね。
客観的な事実を伝えられると「わ。ちゃんと見てくれてたんだ」という安心感に繋がるので、より話しやすくなります。
僕も実際にペアコーチングをやってるときに「ケンゴさん最近忙しいですか?先週より少し元気なかったので気になりました」と言われて、めちゃ心が軽くなった経験があるので、本当にこれは大事だなと。
日常的なところで言うと、髪切ったことに気づけるかとか分かりやすいですよね。
相手に興味を持って接していれば、そういう変化に気づけるわけですが、他人に一切興味を持ってなければ気づかないと。
これはコーチングのときに顕著に感じたのですが、「客観的事実に基づいたフィードバックをしよう」と心がけると、クライアントの言葉を一言一句聞き逃さないぞという意識が自然と高まるんですね。
『Youメッセージを伝えてからIメッセージを伝える』
というのは、普段のコミュニケーションから意識できる部分なので日頃からやっていきたいなと思います。
以前の記事はこちら。