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人称視点で見える新しい世界 〜視野を広げるための具体的なアプローチ〜 “How do you expand your horizons?”

前回の投稿では、「自分のみえる範囲を広げる」
ための考え方として、石原明さんの著書「すべてが見えてくる飛躍の法則〜ビジネスは三人称で考える〜」をご紹介しました。

この本に書かれている「人称」という概念が、
私たちの視野を広げ、物事を多面的に見るための
鍵になるという話をしました。

今回は、この「人称視点」が具体的に
どのように役立つのか、
深掘りしていきたいと思います♪


Today’s topic
人称視点で見える新しい世界
〜視野を広げるための具体的なアプローチ〜



人称についておさらい

まず、「1人称視点」についてのおさらいです。
これは、自分自身のことだけを考える視点です。

多くの人が普段の生活でこの視点を無意識に
使っており、自分の感じ方や考え方に
集中しているため、他人の視点や周りの状況を
見落としてしまいがちです。

例えば、電車の中で他の人がスマートフォンを
見ている姿を批判的に見てしまうことが
ありますが、実は自分も同じことをしている
ことに氣づいていない、ということがあります。

次に「2人称視点」です。
これは、ビジネスにおいて非常に重要な視点で、
相手にどう対応するか、どう喜ばせるかを
考える視点です。

ビジネスの基本はこの視点にあります。
顧客やクライアントの立場に立って物事を
考えることで、彼らのニーズに応え、
信頼を築くことができます。

この視点を持つことで、相手にとって
価値のある行動を取ることが最低限できます。

そして「3人称視点」。
これは、リーダーや管理職に求められる視点で、
自分と相手の関係を客観的に、少し引いた視点から
見ることです。

例えば、プロジェクト全体の進行状況を
俯瞰して把握し、適切な指示を出すためには、
この視点が不可欠です。

リーダーシップを発揮するためには、
自分の視点だけでなく、全体を見渡し、
どのようにチームを導くべきかを考える能力が
求められます。

このように、「人称視点」を変えることで、
私たちはより多くの情報を得ることができ、
状況に応じた最適な判断を下すことが
できるようになります。


8人称を超える人称と取り組み

石原先生の本では、さらに「4人称視点」から
「8人称視点」までが紹介されており、
ビジネスリーダーがどのように視点を広げていく
べきかが解説されています。

例えば、「8人称視点」とは、宇宙飛行士や
世界規模の企業の幹部が持つような、
非常に広い視点で地球全体を見渡すような
視点です。

この視点を持つことで、
グローバルな視野で物事を考え、
行動することができると言われています。

石原先生は、本当は16人称視点まで存在すると
会った時に何氣なく言っていたのですが、
今では謎に包まれています(~_~;)

それは、私たちの思考の広がりが無限であることを
示しているのかな、とも思われ、
視野を広げれば広げるほど、
新たなチャンスや可能性を発見することが
できるのではないでしょうか?

僕は最近、人称でみえる範囲をさらに直感的に、
範囲を広げるために、思考に頼るのではなく、
自分の内面に聞くということを研究中です。

左脳で考えるのではなく、
右脳で感じるという感覚です。

右脳は左脳の数十万倍の処理速度があると
言われていて、意識の先にさらに行くと、
無限大なのでは?という仮説を立てています。

「考える」のではなく、「感じる」ですね。
物事を宇宙全体で瞬間に掴むという試みです。


人称を日常生活で活かすヒント

最後に、この「人称視点」を日常生活やビジネスで
実践するためのヒントをいくつかお伝えします。

まず、自分がどの視点で物事を見ているかを
意識することから始めてみましょう。

例えば、カフェで寛ぎながら、
平日の朝から夜までの平均的な行動を
書き出してみます。
そして、その行動をしている時の人称を
横に書き込んでみます。

そうする事で、だいたい自分の通常の人称が
分かります。

次に、状況に応じて人称を切り替える練習を
してみてください。

例えば、仕事中に問題が発生したときに、
自分の視点だけでなく、相手や全体の視点で
考えてみることで、より適切な解決策が
見つかるかもしれません。

問題が起こったら、その中に自分を入れないと
決めると、やりやすいかと思います。

その時は、3人称以外に、その上位の4人称、
5人称と思考のレイヤーを上げていくと、
いろいろな見方ができるのでオススメです。

このように人称を広げることで、
私たちの見える範囲は広がり、
より多くの選択肢や可能性が見えてくるはずです。

視野を広げることは、自己成長の鍵であり、
日々の生活を豊かにするための
大切なステップの一つと僕は思います。

人称が自由自在に使えるようになると、
日々の些末な自分の感情などは、
大して問題なくなってくるので、
心の落ち着き度が変わってきます。

これは人称を活用する事で得られる
とってもいい変化の一つと僕は思います。

この機会に、物事を多面的に見る習慣を身につけ、
人生やビジネスでの新たな飛躍を
目指していくのはいかがでしょうか?

今回の内容は、こちらのラジオで、
なるべく分かりやすくお話ししています。
よかったら聴いてみてください♪

それでは、またです

Well then, till next time.

Let there be prosperity.


Hirokky(ひろっきー)
https://note.com/55hirokky

▶︎“ 物事の楽しい捉え方 ”という視点でときどき
https://stand.fm/channels/5fcc5670dd3aea937bdc4c11

▶︎ふと感じた美しいものを少し
https://www.instagram.com/55hirokky/

#仕事での気づき

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