鳥たち
天気の良い日に露天風呂にゆっくり浸かっている時の微睡み
あるいは、朝靄から陽の光が射している日に散歩して、身体の中に新鮮なものが入ってくる感じ
よしもとばななさんの作品を読むとそんな感覚に囚われます
物語の内容云々ではなく、彼女の書く言葉が身体にすっと入って充満していく
よしもとばなな作品は身体で感じるものだ
だからどんな内容だとか、泣けるとか、為になるとか、そんな無粋な事は言いません
小さい声で語られる物語だっていいじゃないか。それが君たちの持っているものなら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?