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おすすめ本紹介 PART8 「うつせみ屋奇譚」

TAGAの助手をしているYMです。
本日オススメするのは、遠藤由実子のうつせみ屋奇譚になります。

あらすじ
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浮世絵から消えた絵を追い、少女が辿り着いたのは…民俗学ライトミステリー。調布は深大寺の近く――武蔵野の自然が残るその地には、子どもにしか視えない宿屋がある。幽霊や妖怪など<人でないモノ>が泊まる宿屋、「うつせみ屋」。人間は、〈特別な用〉がなければ、入ることができない。怖がりな小学六年生の鈴は、ある夜、浮世絵師だった亡き祖父の霊に「浮世絵から出ていった絵を――〈あの子〉を探してほしい」と頼まれ、祖父のヒントを頼りに、うつせみ屋にたどり着く。鈴がそこで出会ったのは、どこか寂しげな面持ちの青年店主・晴彦と、気まぐれに自分を助けてくれる白い狐だった。晴彦から、祖父が浮世絵師を志すきっかけとなった浮世絵コレクションを見せられた鈴は、うつせみ屋に通うことを決意し、時に晴彦からヒントを与えられながら、絵の正体へと近づいていく。人でないモノの宿は、怖い。しかし、妖の宴に巻きこまれ、妖と言葉を交わすうちに、鈴は怖がりながらも、うつせみ屋に惹かれるようになる。やっとできた学校の友達の京子にせがまれてうつせみ屋を訪れた鈴だったが、そこで京子が行方不明となり…。果たして京子を救出できるのか。あの白い狐は何者だったのか。ハラハラドキドキでラストまで一気読みの本作。
--------------------(amazon引用)

この作品は以下のような方におすすめできる作品になります。
①判事絵、妖怪、言霊といった怪しげな和の世界観を訪れてみたい
②少女の視点から、西洋ファンタジーのような勇気ある冒険心を堪能してみたい
③浮世絵や神さまに纏わる基礎知識を身につけたい

泉鏡花を連想させれられる和的情緒を現代文学で味わえる格調高くも面白いミステリー小説です!ぜひ読んでみてください

ご購入はこちらから
amazon:https://www.amazon.co.jp/うつせみ屋奇譚-妖しのお宿と消えた浮世絵-角川文庫-遠藤-由実子/dp/4041078679

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