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『未完』同士で寄り添って

                                                     
名前も在処もわからないモノを

求め歩く日々の中で見つけた

『君』という濃厚な一冊の表紙

                                                     

それを開くことで飛び出した

何色と名付けることも出来ない

心の声にただ胸を澄ました

                                                     
気づけば胸の扉を開けていて

無防備に言葉の雨に

胸の奥を打たせてる

                                                     
込められた想いを

ただ静かに観てる

                                                     
思考でいじらないで

出来るだけ真っ直ぐに

                                                     

価値観で狭めないで

出来るだけそのままのスケールで

                                                     
大切に噛み締めて受け取ってく

                                                     

君が才能の限界まで高めた力で

描いたコエに揺らされた心が

静かに

高く広く育まれてく

                                                     
瞳にかかった雲が1つ1つ晴れて

世界が1つまた1つと

『美』を取り戻してく

                                                     
もしも心が初めから完成していたら

君の心に学ぶことが

何もないのだと考えた時

                                                     
僕は僕の心の

                                                     

『未完』を嬉しく思った

                                                     

『未完』だから

君の心を眺めて

そこから教わる理由がずっと無くならないし

その温もりを味わい学びつづけられる

                                                     

君の心が語る言葉を聴くことが

『喜び』と思えるから

僕は『未完』のままでいいや

                                                     

自分の一部を

表現してくれて

心を教えてくれて

ありがとう

                                                     
君の心の一部は

僕の心の一部

                                                     
僕の心の一部も

君の心の一部として

                                                                                                                                                                                                                 

役立てばいいな

ほんの少しでもさ

                                                     

『未完』同士で寄り添って

足りないところ補完しあって

                                                     

生きていけたらいいな

                                                                                                                                                                                                                 
君という『未完』と

僕という『未完』で

                                                     
                                                                                                                                                                                                                 
僕等は『完成』する

                                                                                                                                                                                                                 
勝手にそう思ってるんだ

                                                                                                                                                                                                                 

はじめまして、 胸の奥の言葉にしがたい動きを 僕なりに解明し それを形にして伝えることで 生きる上で日々上下する感情の動きを 良い受け取り方使い方が 出来るような表現を日々追及して 渡していきたいです 未熟なエゴイストですがよろしくお願いします (。-人-。)