急にフリフリが着たくなった話。

姉に突然「かわいい系が多いやんな」と言われて驚いた。

そんなつもり全くなかったからだ。

どちらかと言えば、地味で無難な服を選ぶようになった(なってしまったぐらいに思っていた)。

姉の中でだけでフリフリ好きという認識がまだ生きているのだと思っていた。

けれど、母にも可愛すぎると指摘を受けるようになった。

高校ぐらいで足を出すなと言われて以来の衝撃。

見直したら確かに閲覧履歴はロリータっぽい服かアイドル衣装のようなものばかり。

家族の方が自分をよく知っていると言ったのははてさて誰だったか。

いつからフリフリが好きだったろう。思い出せない。

小学中学はフリフリも着ていたことはあったが、私の認識では家族の後押しで買ったものがほとんどだった。

私の意思でフリフリを選んで、誰かに後押しを頼んでいたと思う。

フリフリは急ではなかった。

高校ではズボンの記憶ばかりなので、多分抑えていたのだと思う。

足を出すことも禁止されて八方ふさがりとでも言うように、部活に打ち込んだ。

それでも、傍から見れば服装が甘すぎて目も当てられなかったんだろうけれど。

大学生になった今、再びドレスやフリフリをインスタなどで探って溜飲をさげている。

このままいけば、たぶん着せ替え人形を買って、フリフリ欲を抑えにかかるんだろうなと思う。

それもまた楽しいか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?