8/23(日)晴

意外なことに監視者とは話せる。喋りかければ反応がある。晩飯の買い出しに一緒に行くのについてこられるから思いきって話しかけたら普通に会話できてびっくりした。
周到に知的な話題は避けられている気がするが、まあ別にその手の話をしたいわけではない。彼女は(今日は女だった)酢豚が好きでパイナップルはアリ派だということは分かった。まぁ別に楽しくはない。

要するに監視がつく生活というのは、被統制階級として暮らすということなのだと悟った。

気が狂わなければどうということもないだろう。なんだそりゃ。

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