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#16 道徳の授業でタブレットを使ってみた話

 最近の朝のルーティンが、noteを書く。走るというルーティンになってきました。今日は道徳の授業でタブレットを使ってみたことについてまとめていきたいと思います。

導入では、PadletやMentimeterを使って

↑Mentimeter

↑Padlet

 どちらも、導入の発問の時に活用しました。Mentimeterは質問した内容に対して返ってきた回答をワードクラウドにしてくれます。(使用の仕方についてはまた書きます。)例えば「友達ってどんな人?」という質問をすると、出てきた回答から多い言葉を抽出して、表示してくれます。
 ここから、たくさん集まった言葉から、さらに発問していっても良いし、逆に少ない言葉に着目しても良いと思います。

 Padletも同じように「友達ってどんな人?」という質問に対して、意見を書き込みます。Padletの場合、打ち込んだ人の名前を表示させることができるため、なぜそのような意見を打ち込んだのか、さらに聞くことができます。
 また、授業を終えた後に🔍に名前やキーワードを打ち込むと検索することができるのも便利です。
 次回の授業につなげる時、道徳の所見を書く時など振り返ることができます。

みんなで考えたいことや感想を交流する時にも

 上の二つのサービスを使用すれば話し合いにうつる前に、クラスで話し合いたいことを打ち込ませることもできます。
 クラスで話し合いたいことがどこなのか、こちらで提示するのではなく子ども達と考えていくこともできます。

話し合いの場面ではCanva

 話し合いの場面では、Canvaを使うことがあります。Canvaには素材の中に様々なグラフの素材が入っています。

素材→グラフと打ち込むと様々な形式のグラフが出てくる

 このグラフの中から使いたいグラフを選択して、人数分そのグラフの入ったスライドを用意すると

心の中を表す心情メーター

 このようにそれぞれの心の中を表す「心情メーター」を作成することができます。
 また、矢印を表示させてどの辺に自分の考えはどの辺に位置するのか、ネームプレートのように活用することもできます。

この矢印上に自分のアイコンを置く

 クラスで作った自分のアイコンをこちらの矢印上に置くことでそれぞれの考えを全体で把握することもできます。

終わりに

 道徳の学習でタブレットをどのように使っていくかについてい書いてきましたが、タブレットを使用することが目的化してしまうと話し合いの時間を確保することが難しくなってくるかもしれません。
 話し合いの時間を確保するために効果的に使っていけたらと思います。私もまだ、悩みながら試行錯誤しながら考えていきたいと思います。

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