カリーと哲学16
皆さん御機嫌よう!!
雨すげーすね。カビ生えてません??
佐賀は市内はエライコッチャやったみたいですよ。嫌ですね~
はい。最近はYou Tubeでですね、コテンラジオという歴史番組を聞きながら、、、やはり人生悩んでおるわけです(笑)
歴史の偉人も当たり前に、チョー悩んでるんですねぇ。その悩みが深すぎて、少しラクになるという(笑)オトクなラジオであります!!
アレクサンドロス大王からガンジーに、オハナシが進んだ所であります。
そして、たまに息子の鬼滅の刃を読みながら、涙するという老化ぶりをさらしておりますワタクシ!!
佐賀のお山に居を構えて、スパイスチャンプルーカリーなるものを、九州各地に撒き散らしております!!
旅するクーネルの料理長のワタクシが
お送りします…個人的変態お悩みコラム!!
カリーとワタクシの山
タイチと別れ2ヶ月振りに帰国したヤングワタクシ。なんでも彼は、ポカラからインドのヴァラナシまで移動してですよ、陸路でパキスタンに入り、イスラマバードからフンザに行くわけです。
そんで中国との国境である、クンジュラブ峠を越えて雲南省に至るという、、、何だか逆玄奘三蔵法師みたいな旅をするという(笑)
ヤングワタクシはそんな旅を夢みて、ウットリとしている22歳の夏であります。
ワタクシの人生の隙間に、いつの間にか忍び込んたマウンテンライフ。
コンバースオールスターで、ほぼ毎日山を歩くようになるわけです。
でも、足が痛いんすよ。やはり。オールスターは。
そんで家の近くにアウトドアショップを見つけるんですよ。
アウトドアショップロッキー。
そこでカッチョいい靴を発見したのです。
おお!?
ダナーライトが9,000円だあ!!
これ決定やん!!
ダナーくだされ!!
そく買いですよね。だってかっこいいもんね(笑)普段履きもいけるし。
でもですよ、、、、
そこのオーナーが言った一言。
こげなもんで山が歩けるワケなかろ〜もん!!売らんよこれ!!
これば買いんしゃい!!
はあ、、、これがまた、、、ブサイクなドイツの靴だったんですねぇ。
破れまんじゅうみたいな(笑)
渋々買ったんですが、、、これが何だかよかったんですよ。履き心地がよくて。
それがオーナーの高木くんです。好きですね。彼も。
今も付き合いあるんですが、彼には友人以上の商売のイロハを学んだ気がします。
実は僕の登山道具の半分以上は、彼がくれたモノなんです。
ていうか殆ど人からの貰い物なんですが(笑)
何が言いたいかって、まず商売が正直なんです。
いいモノは良いし、悪いものは悪い。
実にハッキリしてるんです。
あとは、、うん。極めつけはこれだな。。。
道具にカネかけるくらいならば、山に行け!!道具が無いならば借りろ!!
もしくは貰え!!(笑)
何?!わかった!俺があげよう!!
これ、ちょースキです(笑)
めっちゃ影響受けたもんね。
何?!ノースフェイスが欲しい!!
そんなモンいらん!高い!ジャージで山に行け!!一緒やけん!
ですから(笑)
売れんし(笑)
でもそれから30年近くワタクシお客やし。
すげーローコストやないすか??
先を見て今の商売を作っていたんでしょうね。
旅するクーネルもそんなトコ、影響うけてますもん。大盛りだろうがお代わりだろうが、、、1000円ぽっきり!!(笑)
はいはい!
んで、ある日バイト行く前にロッキーに遊びにいったんですが、、、
山に泊まった事あるの?
っていうから
無いよ!
って答えたら持って無かった、60リットルのザックを格安で譲ってくれるワケですね。
そして一言。テント無しで大分にある久住山の頂上に泊まれと。
えー?テント無しー???
だいじょうぶ!そんなモン要らんから、寝袋でよかけん行きんしゃいと。
はあー?!と言いながらも行くんです。素直に。
下道で久住山にある、牧ノ戸峠に到着するのは、既に午後の4時。
薄暗くなる登山口で、自慢のミレーのザックを背中に背負います!!
お、お、重いー!!
重いすよ(笑)20キロくらいやったけど背中が覚えてオリマス!!
んで、下山してくる老婦人達に警戒されながら、何とか登頂する訳です。
はい!!
来ましたね。まず夕暮れ!
誰もいない山頂で暮れゆく夕日をタップリ堪能するわけです。 はい、時間がまず停止です。
そしてメシ食ったあと、、、
テント無しで寝袋に潜りますよね。。。
なるほど~。。。。
これね。このことね。わかった今。
うわ〜い!?空一面の星空はワタクシだけのものではないか!!じぇ〜んぶワタクシのものだあーい!!ワカッタ!!
キミの教えはコレだね(笑)
そーなんす!!
視界180度が、全部星空のパノラマなんです!!
これでカンペキにロックされたのが、、、ヤングワタクシであります!!
もう、、、
カリーは何の関係もない気が(笑)
個人的な過去の備忘録ですね!!
この頃はタイのグリーンカレーが、
世界で一番美味いと思っていました!!
そしてワタクシは屋久島を歩き、北アルプスに足を向けて、、、あの哲学書に出会うんです。
ではでは。
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