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お湯だけで髪を洗う。

シャンプーを辞めて、お湯だけで髪を洗う生活をはじめた、はじめてしまった。

今まで辞めてきたものの中で、最高レベルにハードルが高い。お湯だけで体は洗う事には何の抵抗もないけど、髪となるとちょっと違う。しかし、アレルギー体質のわたしを毎日心配してくれている大切な人が、お湯のみで洗う事を強く勧めてきたので、匂いや自分のアレルギー体質の事より、心配をかけたくないという気持ちが勝ってしまい、やってみる事に決めた。

やると決めたら毎日続けようと思い、浴室からシャンプー、コンデショナーを消した。ついでに消したもの、洗顔料、ボディーソープ、ナイロンタオル。浴室がかなりスッキリした。

お湯で地肌と髪を洗う。ただそれだけだ。本当にそれだけ。

それだけなのに、信じられない事に髪の調子が良い、とても良い。今までシャンプーをするたびに、髪がごっそりと抜けていたし、いつでも髪が抜けていたのにそれがほとんどない。気になっていた髪のパサつきもほとんどなくなりドライヤーで乾かした後、とてもサラサラとしている。匂いもない。信じらないけど本当なので仕方がない。

ただ、いつも良い匂いを自分が嗅ぎたいので、ドライヤーで乾かした後にアロマオイルを2滴だけ手のひらにとり、それを髪につけるようにしている。自分の好きなアロマオイル2滴、それだけですごく気分が幸せになる。

世界中のどこを探しても同じ匂いがする人はいないと思うと、嬉しい。それほど髪につけるためだけにそのアロマオイルを選ぶ人はいないだろうと、わたしは確信している。

世界でたった一人。考えただけでも自己肯定感が高まる。

ちょっといい感じのいい香りのシャンプーを買おうと思ったら、結構なお値段がする。(わたしはそんなものは買ってなかったけど)それが月に一度は必ず買っていたシャンプーを買わずに済む事ができるようになった。シャンプーとコンディショナーを買うだけで結構な荷物になるし、ついでにそろそろシャンプーが切れるかも、という不安も解消された。それだけで少し心が豊かになれる。

気になっていた匂いだけど、お湯だけで洗いはじめて1週間経った今、いい匂いしかしないと言われる。

しかも、肌まで綺麗になった気がする、と言われた。

化学物質で作られたシャンプーを辞めて、いい事しかない。ちなみに肌に良いと言われる無添加の石鹸シャンプーというのもあるけど、それは石鹸成分なので髪がひどくパサつく気がしてわたしはやった事がない。たとえそれに変えたところで、シャンプーが切れるかもとか、買ったシャンプーが荷物になるという事に変わりは無いので、わたしにとってメリットは全く無い。

死ぬまでお湯だけで洗うということを続けようと決めた。

たまに、ごくたまにご褒美的にとても良い香りのするシャンプーを使うこともあるかもしれない。それはそれで、それが楽しみになる気がする。

基本は、お湯だけ。

ついでに身体を洗う時のボディーソープや石鹸も辞めて、今は透明度の高いグリセリン多めでアロマオイル配合の石鹸で顔と身体を手のひらで洗っている。手のひらで洗った後、仕上げにヘチマを使って角質多めのところをゴシゴシする。信じられないほど、肌がすべすべする。

合成界面活性剤、フッ素入りの歯磨き粉も辞めた。今はチューブに入った「せっけんハミガキ」というのを使っている。清涼感はほとんど無いけど、フッ素は毒らしいので、口にしないに越したことはない。ハミガキの後は、天然の塩で作った塩水を口に含んでクチュクチュさせた後、吐き出す。塩水による殺菌効果を実感できる。

ファンデーションと口紅は随分前に辞めているし、日焼け止めも使わない。肌が弱いというのもあるけど、肌が呼吸できないのが嫌なのだ、だからネイルもしない。ネイルをしている爪を想像しただけで息苦しくなる。爪も肌だからね。

というわけで、お湯だけで髪を洗うというのは最高という話。写真は全く関係ない。

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