動画案件をやるときに注意すること

日々動画の案件の営業や制作をしているときに社会の変化やニースの変化が割と肌感覚で感じることがあります。
特に僕のような小さな映像会社の場合はクリエイティブがぶち上がっているか、
もしくは薄利多売的な大量生産、大量消費のものかで
完全に案件は二分化してきます。

今は安い価格で機材もパソコンも入手できる時代で、手軽に動画という分野に参入できます。
その中で副業にしている方も多いと思いますし、
フリーランスとして進んでいる方も多いなぁと感じてます。
よく見かけるのがyoutuberの編集を受託でやっている方。
動画で表現できることが増えたことによるメリットではあると感じていますが、
結構落とし穴が多いとも感じています。

①5W1H

そのうちの一つが、物を作るときに大切な基本要素「5W1H」をおろそかにしがちという点が挙げられます。
簡単に動画が作れるからこそ、クライアントにも、自分自身にも、製品自体にも、
What(何について)
Why(何のために)
Who(誰が誰に)
When(いつまでに)
Where(場所)
How(どのように)
補足:How much(いくらで)
をしっかりと意識することが僕自身大切にしていることです。

②動画の未来を考える

誰でも動画に触れやすい時代だからこそ動画の市場や未来を考えることが大切だ。
自分のクリエイティブをアップすることと同じくらい大切だ。
例えば僕が学んでいる流れの見え方の一つは、、、

●動画のこれからのポイント
1、コンテンツ動画はお金を払いたくなるものにすべし
2、コミュニケーション領域のサービス展開を意識しよう
3、ECは中国中心に広がっている流れと動画の組み合わせ

動画を見た後にどんな行動を起こさせるか?予想需要をつかんでいく。
映える動画の活用法。
ピンタレストが動画にも力を入れてきている。

●長い動画と短い動画
長い動画…課金システム、サブスク系
短い動画…TikTokとか
プラットフォーム側もどんどん長い動画になろうとしてる流れがあります。

●特に日本ではeコマースに変わる動画がくるようです。
→広告とeコマース境目がなくなるであろう。
購買行動や購読とかの考え方が変化してきている様子。
残るものはサービス業と飲食店では??


③自分が経営者という自覚を持つ

これはどんな仕事をしててもあった方が良いと思っている意識の話ですが、
フリーランスでも副業でも、自分で自分の価値を決めて、その価値を買ってもらうことがビジネスということの場合。

クリエイティブ領域で稼ぐ場合には自分の見積額をしっかり定めることがポイントとなります。
どんどん安い値段で踏み倒す企業やクライアントも増えてくるとは思いますが、
自分の強みをしっかりと追及し、自分のクリエイティブの見積額は毎日のように検証することでセルフアップデートの引き算もしやすくなります。

例えば僕の最近のケースだと
自分的に撮影と編集では
①撮影ワンオペ(カメラ一台)、編集基本的にカット編
②撮影はプラスでジンバルや簡易ドローン、編集は簡単なアニメーション追加
③撮影は照明や音声撮り含む、編集はCGやデザインも含む
④映画やドラマやCMレベルの撮影と編集
みたいに分けたり。

そしてそれを見積もるとき(制作のみのギャラ)
①は10万〜
②は20万〜
③は60万〜
④はask
とかざっくばらんに分けといて基準を作ると目安があって楽です。
けど動画市場は変化が激しいから一ヶ月に一度は見直して行くのがオススメ。
あとは待っているのではなく営業をするという行為に対しても意識を強く持つことです。
営業とはクライアントの課題を解決することを
全面的にサポートする役目だと思っています。
大まかに
1、どんな課題があるのかヒアリングし明確化する
2、どんな対処法が最適なのかを提示する
3、対処法が見えてきたら、その中での種類(予算の上下)を提示
4、自分たちがいたら、会社も人材もよりハッピーになれるという印象を根づかせる
そんなことを日々考えながら自分自身のクリエイティブを強化していくことが
より一層のアップデートの近道になると思います。

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