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学生の頃、起業しようと思い始めた

会社を立ち上げてから今年で6年目を迎える。
ネットで起業の話などをすると胡散臭い人が寄ってきそうで避けていた。
また自分もその胡散臭い人の仲間入りしてしまうのではないかという不安もある。

私は真剣にまともな株式会社を立ち上げたつもりである。
今後起業しよう思っている人や将来を考える学生達の参考になればと思い、私の経験をnoteにまとめておく。
捉え方は読者の自由だ。起業、独立を勧めるわけでも、否定するわけでもない。
胡散臭さはないと思うので、こういう人生もあるのだな程度に読んでもらえると嬉しい。

私は情報系の大学生だった。いわゆるプログラミング等を勉強する学科である。
そして大学2年生の頃、大二病になった。中二病の大学生バージョンである。
大二病の中でも私がかかった症状がこちらだ。
・SNSでポエマー風の投稿をする
・ガストに集まりたがる
・急にダーツやビリヤードを大好きになる
・「疲れている」&「不規則な生活」自慢
・突然クリアケースを使い始める
・美術館にやたら行きたがる
・論破って言葉を無駄に使いたがる
・やたらと資格取得や自己啓発に没頭する
・株を始める
・起業を考える

嫌いだ。こんな人がいたら大嫌いだ。
しかし、当時の私はこれだったのだ。

特に「起業を考える」この症状をこじらせ続けた。
同じクラスの友人をそそのかし、大二病の世界に引きずり込んだ。
彼と2人で起業についてよく語ったが、やりたいことがあるわけでもなく、ましてや世界を変えたいなど立派な考えもない。
「起業」がゴールという考え方なのである。大二病だ。

とは言うものの、口だけではなく行動にも移し、起業セミナーに参加してみたり、起業に関する本を読み漁ったりはしていた。
いや違う。セミナーに参加する自分、小難しい本を読む自分が好きだったのだ。セミナーや本の内容はどうでもいい。何も覚えていない。

大学3年生の後半になると、就職活動の時期になってきた。
周りの友人達は合同説明会に参加しただの、リクナビやマイナビに登録して何社エントリーしただの会話をしている。
私は、「オレは起業する!就職活動は不要だ!」と考えていた。
バカ丸出しである。

起業を一緒に語っていた友人と就職について話す。
「オレたちは起業だ!就職活動はしない!」
そうこう言っている間に、早い人は内定をもらい出していた。

そして気づく、自分たちには技術力も営業力もツテもなにもない。
そもそもやりたいことがない。

そして、起業を一緒に語っていた友人と話した結果こうなった。
「ひ、、ひとまず大学院に進学しよう。」

続く。。。

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