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思い通りにいかない時

やっと学校が始まって1ヶ月以上が過ぎ、そろそろ5月病の時期に入ってくるころね。全てが新鮮で楽しい反面、緊張を強いられていたものがだんだんと日常になって慣れてくる頃だものね。

疲れを感じて、うまく休むことができるのは成熟した大人だけと言うぐらいだから、『適切に休む』というのは難しいものなのかもしれないね。
休むことを機会損失のように感じたり、怠けているようなもう少し頑張れないか?!と考えてみたり。自分の肉体と気持ちの調整もトレーニングが必要だと心得て!やるほどに上手になるから。

心が疲れると身体は疲れていないはずなのに疲労感を感じる。疲労感を覚える期間が長くなると生きづらさを感じるようになっていく。何をやってもうまくいかない、何かが足りない…チャンスがない、実力がない、仲間がいない…そう思う時、あるよね。

計画通りにいかない時、うまくいかない原因を何に求めるかがその後を分けるのよ。最大のポイントと言ってもいい。

原因は大きく二つに分けられる。自分の外か内か。
自分の外に原因を求めると、良い人がいない、育ちが悪い、学校が悪い…とその原因が変わらなければゴール出来ないことになる。原因を外に求めるのもいいけど、変化を起こすのに時間がかかるわよ。

もう一つの自分の内に原因を求めると、自分の内だから自分が少し変われば変わり出す。こっちの方が結果、速い。
ただ、なかなかそう思えないもの。全部が全部、自分の内が原因と言うわけでもないしね。原因は自分の外と内との割合で考えるって書いた方が正確だな。そうね、外:内=2:8ぐらいが良い線ね。

自分の内に原因の8割を持ってくるのに効果的なのが「足るを知るものは富む」という老子の言葉。この言葉を、上を目指さないで今に満足することだと思いがちだけど「今、全部が揃っている」と考えるのだと母は思うのよ。

私たちの思考や想像することには限界がある。だから、その限界ある思考で判断していることは、広く物事を見れていない可能性の方が高い。ということは、今あるものの価値さえ十分に私はわかってないのかもしれないということ。すでに十分整っているとしたら、何ができる?どうする?といった視点から見てみると、今までと違う景色が見えてくると思う。やれること、やるべきことがわかる感じかな。

母の半世紀を振り返っても、当時は全然だめと思っていたことがココに繋がってたんだ!とか、こう言う意味があったのね‼︎と時間が経って理解が深まることはしょっちゅうよ。だからって若いあなたたちがこの考えを今すぐ、受け入れる必要はない。ただ、知ってて欲しいのよ。もしかしたら、リンクしてくるかもしれないじゃない。可能性は持っていて損はないわ。