さむうう

スラッシャーな生き方

2016年年末の日記より
2000年代に作家のMarci Alboherが提唱したスラッシュ・キャリアという言葉があるらしい。彼女は、一人の人が、会社員 / ヨガインストラクター / ライターなど、本職の他に副業をもち、複数の肩書で生きていくことに、これからの時代においては、可能性があると主張する。

参考👉ELLE ONLINE スラッシャー" / "として生きていく術
http://www.elle.co.jp/culture/feature/the-slash-factor16_0116/1

そして、日本の政府も遅ればせながら、企業が就業規則を考える時に参考にしてるという厚生労働省の「モデル就業規則」での副業のあり方を「原則禁止」から「原則容認」に変えた。

👉日本経済新聞 正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H1D_V21C16A2MM8000/

大人になって、ひとつ顔でひとつの肩書き完成されかけると安心と安定と引き換えに、窮屈さがやってくることもあると思う。そんな時に、自分の肩書きに、” / " スラッシュひとつ付けて、生きることで、収入だけではなく、何か違う大事な視点を得られるかもしれない。

話は逸れるけど、多様性を表すネーミングが日本は少しへたっぴだなと思うことがある。「正社員と派遣社員」、「本職と副業」、などなど。何かと『正』と『その他』の視点でラベルを貼って整理をしようとする。そうでなくて、ある種類の一つで、自由に組み合わせて、個人がカスタマイズするべきパーツのひとつと感じるネーミングだったらといつも思う。

そういえば、私は、スラッシャーの先駆けとして、葛飾北斎をリスペクトしている。彼は、いろいろな画風で真の実力を世に問う為に、新人の振りをして
生涯に30回、画号(ペンネームのようなもの)を改号してる。“魚仏”、“雷震”、“時太郎”、“三浦屋八右衛門”、光琳派の絵には“俵屋宋理(そうり)”、
最晩年は“画狂老人卍”

***

この日記から1年。もはやスラッシャーであることは珍しくない時代にどんどん突入してるように感じる。TokyoGraphicRecorder / Yahoo! JAPAN UXデザイナー / 東京藝大M1 / .etc 今の私についてるスラッシュで区切られた肩書き3つ。” / " スラッシュがあると、居場所が多くてなんとなく安心したりもするけど、” / " スラッシュが無くなって、全部消えた時に結局自分は何者かも考えていきたい。


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デザインリサーチャー / グラフィックレコーダー / 多摩美情報デザイン学科 専任講師 ・対話の場での議論の可視化の効果について研究してます◎ ・グラフィックレコーディングの教科書 https://amzn.to/2Frt8OC

コメント2件

僕もスラッシュをいくつも作ることによって、今の社会に適応できるのかなと思います!
わたしもスラッシュに生かされております◎
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