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議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書概要【Q 6-社会の中で活用できる場所はどのくらいあるのか?】

※この記事は、ビー・エヌ・エヌ新社の書籍 Graphic Recorder —議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書 著者の清水淳子が、本を買った人、買おうか迷ってる方も、買いたくないけど気になってる方も、もっと多くのみなさまにグラフィックレコーディングの奥深い世界を楽しんでもらえるきっかけを作るために、P10〜26のイントロダクション8つのQ&Aを無料公開してみよう!という試みです。どうぞお楽しみに◎ 書籍の前書きは👉こちら

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Q 6-社会の中で活用できる場所はどのくらいあるのか?

A-対話が生まれる場所、多様な人々が集まる場所なら、
どこでも誰とでも活用できる。

どのような場所でグラフィックレコーディングを使うべきか?という質問は、どこで言葉を使うべきか?という質問とよく似ています。グラフィックレコーディングは、言葉と同じように、使う場所を選びません。ここでは空間の大きさ別に整理してみました。


1. ひとりで

誰かの話を聞くのではなく、自分で自分の考えをグラフィックで記録していくと思考が整理されます。何かプロジェクトを始める時や、誰かに考えを伝える前の整理に活用してみましょう。


2.ふたりで

友人の悩みに乗る時、親子で夏休みの計画を立てる時、部下との面接など、1対1の日常のパーソナルな対話をグラフィックを挟んで進めると、普段言いにくいことも伝えやすくなります。


3. チームで

一番多いシチュエーションかもしれません。日常での複数人での対話や議論をグラフィックで可視化することで様々な効果が得られるでしょう。どんどん使っていきましょう。


4. 組織で

重要な会議や大規模なカンファレンスなど、大きなテーマを話し会う際にも有効です。様々な考えを一枚のボードに集めることで、初対面同士でも会話が活性化します。


5. 社会全体で

私自身はデザインの制作の現場を中心に活用してますが、他にも医師が患者に病気の原因を説明する時、学校の先生が生徒の進路を共に考える時などなど、まだ活用されてない場所で未知の可能性を持っています。

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自分一人で思考するとき、人に何かを伝えたい時、人が考えることをやめない限り、どこでも使うことができます。自分だったらどんな場所で使ってみたいか?自分の周辺を見回しながら自由に考えてみてください。

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グラフィックファシリテーターの違い


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