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日本のホテルにこそ古事記を(ワイ的歴シ3)®️18指定

この間中田敦彦のYouTube大学を見ていてコメントに、
「日本中のホテルに聖書より古事記を置くべき」
と見て確かにと思い、自分なりに古事記をまとめてみた🐇

中田敦彦のYouTube大学


そこを分かってもらう為には "古事記"のストーリーをある程度知る必要があるんですよ。そんなこんなで古事記の「天地創造〜スサノオ追放」くらいまでノリと勢いで突っ走ります🐍👽

まず 古事記聖書 で大きく違いがあり、古事記では様々な神様が出てくるいわゆる 多神教 なのだ。
一方、聖書では神は唯一神として定めており、つまりは 一神教 だ。
宗教や伝説、神話等はその時代の人によって語り継がれているので話し手、語り手によって主軸だったり描かれ方が様々だ。そのことについては前に書いた人類起源説に少し触れている↓↓↓↓↓↓↓↓


はじめに…

古事記の序文によると、まずはじめは天武天皇(在位六七三~六八六年)の発案によって、正しい歴史と系譜を確立して後世に伝えるために史書の作成を企画した。天皇は、これは国家運営のための根本に関わる事業であると言っている。当時、稗田阿礼という二八歳の大変聡明な人物がいた。天武天皇はこの稗田阿礼に命じて天皇家の物語と系譜を諳んじさせるが、在世中に目標とする歴史書は完成しなかった。その後、持統天皇(在位六九〇~六九七年)、文武天皇(在位六九七~七〇七年)の御世を経て、元明天皇(在位七〇七~七一五年)が前代の事業を引き継ぎ、和銅四年(七一一年)九月に、稗田阿礼の諳んじる物語を太安万侶に筆録させ、翌年の一月に『古事記』が完成した。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

天地始まりの時、高天原 という場所に神々が出現した。最初に出現したのは 天之御中主神(アメノミナカヌシ)、次に 高御産巣日神(タカミムスヒ)、その次に 神産巣日神(カムムスヒ)だ。この3柱(神々は 柱 で数えられる)は造化三神ともいわれている。
その後、別天津神 が産まれ、国常立神豊雲野神と神々は産まれていく。これまで産まれた神々は独り神といい男女の性別がない。この後に男女1組の神々が5組産まれる。最後の1組に産まれてきたのがこれから話題に上がる イザナギ(男)イザナミ(女)だ。

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イザナギとイザナミ
ひょんなことから天津神から国土を作れと命じられ、天沼矛(槍みたいなやつ)を授かったイザナギとイザナミ。彼らは天の浮き橋というところに降り立ち下界を見下ろした。
イザナミ「これ、どーするんでしょ。」
イザナギ「とりあえず、ぶっさしてさぁ!2人でグルグル回すべ!!」
そんなこんなでオノゴロ島ができた。
多分こんな感じ

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オノゴロ島に降り立った2人はさらに国土を産めと天津神に要求される。
イザナミ「マジでどーします?次は槍も使えないっすよ」
イザナギ「……いやーまじでどないしよ。。orz」
イザナミ「……うーん(なんや!この人!!頼りないわーー!!!)でしたら……」
イザナギ「ん!??」
イザナミ「私の体で一箇所だけ成長していないところがあります」
イザナギ「………ぉおお!実は私の体は一箇所だけ偉い成長してしまってるところがあるのだよ」
2人「「じゃあ、そこを合体させて国を産もう!」」
そんなこんなでSEXして国産みをしました笑(マジで)

しかし国産みは成功せず、最初に産まれた子は
水蛭子(ヒルコ)といい船に入れ流されてしまった。
流産した方がお参りに行く所以である。
2人はなぜ失敗したのか分からなかったので天津神に相談すると、
「あれだ、女から誘っただろ?普通SEXは男からってもんよ!!まったくこれだから最近の若いのは…」
と指摘された2人はもう一回男から誘い再度SEXした。
すると、淡路島を始め、四国、九州、対馬、佐渡島、本州その他小島を産み尽くしたのだ!!!
このことから昔からやっぱり男女の営みの時は男性がリードする風潮ができた。
だからホテルに聖書ではなくどう考えても古事記おくべきだろ!と思った次第である。笑
奥手男子の諸君もまだ遅くはない。古事記を読んで男女の成り立ちを勉強してほしい…


それではと飽き足らず国産み(SEX)は続き、さらに神々を産んでいった。2人は超絶ラブラブで誰がどうみても幸せな2人、裏山カップルだったのだが、そんな2人に事件が起こる。
色々神々を産んでゆく内に火の神を産むのだが、火の神を産んだときに下半身が焼けただれイザナミは亡くなってしまう。
「うそだろ!マジカヨ!!ふざけんなーーーっ」となったイザナギは火の神をぶち殺した!その死骸からは火山ができた。以降火山の噴火や、山の噴火は神々が怒らせた時に発生するといわれる。


イザナミを失い途方に暮れるイザナギ。
イザナギは彼女無しの人生には耐え切れず、
"黄泉国"(幽界)にイザナミに会いに向かう。

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荒れ狂う道を進んでゆくイザナギ、するとイザナミが現れた。イザナギは「一緒に上の世界に戻って暮らそうよー!」とイザナミに持ちかけるのだが、イザナミは顔を曇らした。
イザナミ「ほら〜、私死んじゃってるし、オマケに黄泉の国の食物食べちゃったせいでここから出られなくなっちゃったのよ〜」
イザナギ「マジかよ!どないかならんの?」
イザナミ「黄泉神にちょっと相談してみるわ。でもアレだよ、その間消して部屋の中覗かないでね?」
そういうとイザナミは黄泉神の間に向かった。


………………………戻ってこない…


イザナギ「…………うーーん、あー!!!!待ち切れないわ!!!見ちまおうニヤリ」
つい好奇心の余り禁忌を犯してしまったイザナギ、間を覗き込んだイザナギは驚愕した。あんなに綺麗で美しかったイザナミが体全身に蛆虫が集りヨボヨボのみすぼらしい姿になっていたのである!
「ん!?えーーー!?誰だお前!!!うっわー!気持ち悪っ、うわぁぁああああああーー!!!」
と一目散に逃げるイザナギ、
それを見たイザナミは唖然も唖然、血相変えてブチ切れていた。
イザナミ「てめぇ!!約束破いた挙句私を見て逃げるとは何事じゃぁあああ!死罪確定」


バイオレンス古事記の幕開けである。


ブチ切れたイザナミはスーパーサイ○人さながらに髪の毛が逆立て、
イザナミ「イザナギを捕まえて殺しておしまい」
そう命令するやいなや黄泉醜女という悪霊魑魅魍魎達がそこら中から湧き出てきてイザナギを追いかけ出した(まぁまぁカオスな状況)
イザナギは地上へ続く黄泉平坂に向かって走りまくった。だが後ろからはイザナミと黄泉醜女の大群が猛ダッシュで追いかけてくる。

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イザナギは後ろを気にしつつ懸命に逃げ続けた (まあ普通にイザナギ大分最悪だとは思うが)
そして逃げるだけでは拉致があかないので、髪の毛につけていた飾りを黄泉醜女に向かって投げつけた!すると髪飾りからはたちまちブドウの木が育ち、それをみた黄泉醜女達は立ち止まった。
すると醜女達はなっていたブドウをバクバク食べ始めたのだ。
イザナギ「しめたーーー!今のうちにとんずらじゃい!」
また走り出すイザナギ、でもまたしばらくすると醜女達は追いかけて来て、またもや今にも追いつかれそうになった。
焦ったイザナギは次に、髪を結っていたクシを投げつけた。すると次は竹の子がワンサカ生え始めてまた醜女達はバクバクと食べ始めたのだ。
イザナギ「………こいつら食いしん坊すぎる。笑」
また隙を見て逃げるイザナギの行く手に、ようやく地上の世界 葦原の中つ国 が見え始めた。それでも醜女達はたちまち襲ってくるので、イザナギは片手に持った剣を振り回して攻撃を防ぎながら坂のふもとまで辿り着くと、そこに生えていた桃の木になっていた実を何個かとって醜女達になげつけた。すると、桃の実が持っている霊力に恐れをなした黄泉醜女達はみんな逃げ散ってしまったのだ!

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自ら放った醜女達をコテンパンにされたイザナミはさらにブチ切れていた。
イザナミ「もう許さんぞー!ぶち殺してくれる!」
追い込まれたイザナギは千人がかりでないと動かせない大きな岩を葦原の中つ国と黄泉の国の間においてしまったのだ。
間一髪地上に出れたイザナギだったが、岩の向こうからイザナミがすごい形相で吠えまくる!
イザナミ「いいか?これからお前が産んだ国の民(神々)を1日1000人ブチコロスからな!!覚えとけよー!!」
すると、
イザナギ「えーっ、参ったなぁ、どーしよ、、、、それだったら俺は1日1500人くらいまた神々産まれるようにするっぺ!」
イザナミ「…………もう、知らん!」
これが今の人口増加の因果である。

こうして二人のバイオレンス古事記ラブストーリーは幕を閉じたのである……………


「いやー、マジ焦ったわー2度といかんわ黄泉の国なんざ!」
なんとか命かながら逃げてきたイザナギは、黄泉の国のけがれを洗い落とす為、日向の阿波岐原 というところで禊を行う。そこで体を洗い流したところ、そこから様々な神が出現するのだが、最後に左目を洗ったところから 天照大御神(アマテラス)
右目を洗ったところから 月読命(ツクヨミ)
鼻を洗ったところから 須佐之男命(スサノオ)
が出現した!


三貴神の誕生である

続く……

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古事記イザナギイザナミ編は壮大なスケールのバイオレンスラブストーリーっすね

次回はアマテラス&スサノオ篇👽🐍

更新したので次回貼っときます



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