パスピエ synoniumに行った



2020年12月25日。
パスピエのライブ、synoniumに行った。

わたしはパスピエが大好きだ。
高校生の頃、パスピエの音楽を初めて聴いた。言葉にできないくらい衝撃だった。初めて聴いたのはたしかフィーバーだった。不思議な歌詞。不思議な雰囲気のボーカル。不思議な音たち。全部が混ざり合って、とにかく不思議、だけど、心地いい。この人たちの音楽をもっと聴きたい、と思った。
初めて行ったライブは新木場スタジオコーストであった印象Dだった。パスピエの音楽をできるだけ近くで聴きたくて、がんばって前のほうまで行った。そのときはけっこうファンの人たちの動きが激しくて、何回か痛い思いもした。でも楽しかった。ライブって楽しい、パスピエの音楽って、楽しい。そう思った。社会人になって、ファンクラブにも入った。そのくらい好き。

12月25日、クリスマスだけど一緒に過ごす人もいないから、同じくパスピエの大ファンのお母さんと一緒にsynoniumへいった。このご時世でライブに行くのってけっこう勇気がいるけど、開催側も最大限の感染対策をしているから、行く側も最大限、対策をしよう、そう決めて行った。

やっぱり、ライブは楽しかった。
新しいアルバム、synonymを聴いたとき、初めてパスピエを聴いたときみたいに、不思議だなって思った。
どの曲も初期のパスピエっぽさがありつつ、すごく新しい音に聞こえた。全部、聞いたことがありそうなのに、ない。どうしてこの人たちはこんな音楽が創りだせるんだろう。心が震えた。
生で聞くと、また違う発見がある。ライブならではのアレンジがあったり、演出があったりする。今回はベースの露崎さんオンステージみたいなところがあってすごく楽しかった。ナリハネさんがめちゃくちゃたのしそうに演奏していて、こちらまで楽しかった。三澤さんはいつも通りかっこいいし、佐藤さんのドラムもいい。

何より、大胡田なつきさんが好きだ。
いままでそれを表に出したことはないし、恥ずかしくてご本人に伝えたこともないけど、この場を借りて言おうと思います。大胡田なつきさんが好きです。歌声も出で立ちも書く詞も描く絵なども、ぜんぶ。ぜんぶわたしをわくわくさせてくれる、本当に、人生が楽しくなる。
ライブ本当に楽しかった。一曲一曲の感想を書いたらきりがないから省くけど、本当に本当に楽しかった。個人的に、最近気分が落ち込みがちで、楽しいなと思えることがなかったけど、やっぱりライブは楽しい。パスピエの音楽は楽しい。
楽しいな、と思えてよかったです。最近暗いニュースも多いけど、音楽の力っていうものを改めて感じました。
あーなんか頭の中ぐちゃぐちゃでいまだに整理できてないけど、やっぱり音楽っていいな。このご時世だけど、また機会があれば、ライブに行きたいです。みんな健康でいようね〜

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