ドラえもんを雰囲気で楽しむ

1月18日(土)

親父越えかに思われていた六角柱さいころ事件だが、本人に事情を聴くと何か別の冊子の付録で見たアイデアで、自分で考えたものじゃないんだそうだ。

なぜかわからないが安堵だ。

目覚めると既に7時50分である。妻と同時に起き、もう少し早起きしようと決意を新たにする。

セリが残っていて、ポテトサラダに混ぜ込むアイデアを思いつき、実践。おいしくできた。塩バターパンの中だけくりぬいて食べ、そこに詰めて食べる。

子供が起きてきて、「9時に近所の公園でお友達と遊ぶ予定があるから朝ごはんを急いで」なんだそうだ。いや、雨だよ? でも絶対約束したんだという。

しょうがないので9時くらいまで待って、公園に行って、お友達がいないのを確認して帰ってきた。

たまに子供は友達を遊ぶのを約束してくるが、フィジビリティの要素が加味されていないので、平日にお泊りの約束をしたり雨なのに公園に集合したりする。遊ぶ約束をする能力がまだない、ということなんだろう。

濡れそぼって帰ってきた子供たちは大人と同じだけパンを食べることをかたくなに主張し、相当数の塩バターパンならびに他の冷凍パンを食べていたが、大丈夫なのだろうか。この人たちはパンかご飯かで摂取カロリー量が著しく変わる。

雪が降ると言われながら雪は降らず、そして昼にはやむと言われながら全くやまない。

午前中、妻が習い事に行っている間、子供たちはずっと自室で工作をしていた。おかげで仕事がはかどる。こういうのが増えてきたな。

いままで休日はずっとつきっきりだったがこうしてほっぽり出されるとうまく時間を使えない。

チャーハンをつくり、帰ってきた妻と一緒に食べ、私が上の子をバレエにつれていく。直前になって「いっしょにいくー!」と下の子が言いだし、てんやわんやして二人つれてバレエ教室へ。

上の子はみるみるバレエが上達している。生来の体の柔らかさもあるだろうか。あとはジャンプ力と音感だな。

子供二人つれて、さらに歩いてピアノ教室へ。40分ほど時間があったが上の子は「ドラえもんの算数マンガ」みたいなやつをずっと読んでいた。ちょっと借りて見てみると二けたの掛け算で、おまえそれ絶対中身わかってないだろ。

のび太がジャイアンにやられたり、ドラえもんをうまくまるめこんだり、オチがあったり、という雰囲気だけ掴んで楽しんでいるらしい。

ピアノをこなし、電車で家へ。

家をあけていた3時間の間に妻が夕食を準備していることをひっそりと期待したが今度の家族旅行の準備にあてていたようで冷えたからだに鞭打って夕食を準備する。今度こそ鱈だ。鱈の西京漬け焼き。フィレオフィッシュの匂いがした。

風呂に入れ、珍しく私が寝かしつけをする。

その後、早く寝よう寝ようという意思はあったが、楽器を触り始めてしまいなかなか眠れない。ギターとピアノだ。

楽器を触るのは面白い。身体を動かして音に変換されるインタラクション性がもう楽しくて、延々と触っていられる。小さいころから音楽教室に通わせてくれた両親ほんとにグッジョブだ。私はたぶん死ぬ直前までなんかの楽器を触り続けるだろう。

指が疲れてきたところで、そこそこ早く寝る。

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