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銀河フェニックス物語

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舞台は宇宙。恋あり、笑いあり、アクションありのハードボイルド小説「銀河フェニックス物語」の連載マガジンです。最新話をすぐ読めます。
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#SF

銀河フェニックス物語 総目次

イラスト付き縦スク小説『銀河フェニックス物語』の内容が一目でわかる目次を作ってみました。…

銀河フェニックス物語<恋愛編> 第四話(7) お出かけは教習船で

暴走族の黒玉が集まっているところへレイターは突風教習船を操り飛び込んでいった。 銀河フェ…

銀河フェニックス物語<恋愛編> 第四話(2) お出かけは教習船で

 月の御屋敷には裏将軍の愛機『突風教習船』が置かれていた。 銀河フェニックス物語 総目次 …

銀河フェニックス物語 【恋愛編】  第四話 お出かけは教習船で(まとめ読み)

 大手宇宙船メーカークロノス社に勤めるティリーはフリーランスの操縦士レイターとつきあうこ…

銀河フェニックス物語<恋愛編> 第四話(1) お出かけは教習船で

「何とかしとくれ!」 「空いてんだからいいだろが」  月の御屋敷で将軍家侍従頭のバブさんと…

銀河フェニックス物語<少年編>第十話 (3 最終回)二段ベッドの上で見る夢

ベッドの下の段からレイターの呼ぶ声が聞こえた。 銀河フェニックス物語 総目次 <少年編>「…

銀河フェニックス物語【少年編】第十話 二段ベッドの上で見る夢(まとめ読み版)

 戦艦アレクサンドリア号、通称アレックの艦。  銀河連邦軍のどの艦隊にも所属しないこの艦は、要請があれば前線のどこへでも出かけていく。いわゆる遊軍。お呼びがかからない時には、ゆるゆると領空内をパトロールしていた。 銀河フェニックス物語 総目次 <少年編>第九話「金曜日はカレーの日」 <少年編>マガジン  シャワーを浴びて部屋に戻ると床に宇宙服が転がっていた、と思ったら、レイターだった。 「こんなところで寝るなよ」  ヘルメットをとってやったが起きなかった。  今日の任

銀河フェニックス物語<少年編>第十話 (1)二段ベッドの上で見る夢

 戦艦アレクサンドリア号、通称アレックの艦。  銀河連邦軍のどの艦隊にも所属しないこの艦…

銀河フェニックス物語<少年編>第九話(最終回)「金曜日はカレーの日」

アーサーは自分は暗号通信士にはなれない、と苦しそうな顔でヌイに伝えた。 銀河フェニックス…

銀河フェニックス物語<少年編>第九話(6)「金曜日はカレーの日」

ハイスクールを卒業する頃、バルダンがマフィアと揉めたことをヌイは思い出した。 銀河フェニ…

銀河フェニックス物語<少年編>第九話(5)「金曜日はカレーの日」

暗号通信士のヌイが解読に間違いがないことを伝えるとアーサーはほっとした表情を見せた。 銀…

銀河フェニックス物語<少年編>第九話(4)「金曜日はカレーの日」

ヌイはしばらくの間レイターが部屋へ遊びに来ることはないだろうと考えた。その時…… 銀河フ…

銀河フェニックス物語<少年編>第九話(3)「金曜日はカレーの日」

将軍家の坊ちゃんは人当たりがいいが、ヌイには近寄りがたく感じた。 銀河フェニックス物語 …

銀河フェニックス物語<少年編>第九話(2)「金曜日はカレーの日」

白兵戦部隊のバルダン軍曹はカレーが大嫌いだという。 銀河フェニックス物語 総目次 <少年編>「金曜はカレーの日」 (1) <少年編>マガジン  カレー、と聞くだけで匂いがしてくるのだそうだ。そんなことはあるはずないが、バルダン本人は感じるらしい。 「ちっ、俺、昨日泣きながら玉ねぎ刻んだんだぜ。スパイスは身体にもいいんだぞ」  レイターが文句を言っている。話をしていたら無性に食べたくなってきた。カレーには圧倒的な誘引力がある。 「じゃ、僕は食堂へ行ってくるよ」 「食べた後は