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【太陽の塔】

自分が生まれたのが1966年なので、4歳の時に来た"太陽の塔"と再開、54年ぶりに戻ってきました。
岡本太郎さんは、日本万国博覧会のテーマ「人類の進歩と調和」に対して、圧倒的な未来を表現するのではなく、太陽をモチーフにしました。

それは、人類が生まれる遥か昔から平等に存在するシンボルです。
太陽の塔の内部にあるのは、まさに「生命の樹」で、これは樹木を生命力の源泉、また 豊饒 ・生産の象徴として旧約聖書《創世記》を起源にエヴァや攻殻機動隊でもモチーフになっています。

アートは過去から未来につながるものだ。それは、人の意識が生まれた時からはじまり、脈々と創造し続けたもので、その営みを太陽の元、生命全体として伝えたかったんじゃないだろうか。
人類などは、その小さな一部で、人類の進歩=テクノロジーなどほんの一瞬の出来事に過ぎない、、

自分の腰には太陽の塔の裏側にある太陽をモチーフにしたタトゥーがあります。
自分の使命は過去と未来を繋ぐ事、それを背負ってテクノロジーと人間をつなぐ事なのかと気が付きました。
54年前に父が連れて来てくれたこの場所で、自分の存在意義を発見する事ができました。


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