見出し画像

いかなる時も選択肢を持つ

今回の話は自分が大切にしている考え方である
十七条のうちの1つです。



選択肢による優位性

人は解決法を探す時どうすれば打開できるか考える。
問題が発生すればその対処法を考える。
これが当然でしょう。

しかし、それでは視野が狭くなってしまう。
1つ解決策を見つけるとそれに固執し、
他の可能性を見失うことになる。

そこで常に複数の選択肢を持っておくべきだ。
視野を広くなり、余裕が増えるというメリットがある。

つまり、どうすれば解決できるかではなく、数ある選択肢の中からどの選択をすれば最適な解決に導くことができるかという点に重きを置くべきだということである。

そうすることにより、仮にその選択した道が間違っていたとしてもまたすぐ戻って他の選択を摂ればいいだけの話だ。
手札がいくつもあるということが頭の片隅にあるだけで自信を持ってその道を進むことができるという相乗効果もある。


選択肢のパターン

人はそれぞれ色んな悩みを抱えているだろう。
恋愛、人間関係、コンプレックス、健康、お金。
そしてその度にもがいて足掻いて乗り越えてきた。
だが、ほんとうにそれらは別々の問題なのか。

大きな壁に阻まれた時、どんな壁であれ解決策はほとんどパターン化されている。
つまり、あらゆる問題の解決策は一貫性があり、応用が利くということだ。

正面突破で壁を壊すのか、壁を登るのか、壁に穴がないか探すのか、壁をすり抜けるのか、地面に穴を掘って壁の下を通るのか、壁を分解して小さくするのか、アイテムを探して壁をどうにかするのか、壁がない方向に避けるのか、あるいは壁とは真反対に背を向けて進むのか。

問題にぶち当たったら解決策をこれらのパターン分けすると選択肢として自分の手札にできる。


逃げること

また、逃げることに抵抗を覚える人も多いだろう。
逃げることは弱虫やら臆病者などどうしても悪い印象が付きがちである。

だが、そんなことを感じているのも生物では人間だけだろう。
例えば、人間以外の生物は生存本能で自身より強い敵と遭遇すると逃げるだろう。
わざわざ無謀に挑んだりしない。
なぜそうするかは明白で自分が生きるためであり、生存本能なのだから。

そして、逃げることで大抵の問題は解決してしまうのだ。
逃げるという選択肢を常に持つことにより心に余裕が生まれる。
逃げるという選択肢を持たずして生きるのとでは人生の難易度が大きく異なるだろう。


どんな道でも成功

選択肢は成功と失敗などとそんな簡単にわけられるはずがない単純ではない。

結果が成功か失敗かなんて本人の感じ方によっても変わるだろう。
選んだ道が失敗失敗成功かもしれないし、成功失敗失敗の道かもしれない。

そもそも失敗の道が仮にあったとして
選択した道を正解にすればよいだけの話だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?