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“感幸”に訪れたい!地域・長野県野沢温泉村の魅力 #ダレハナ 「誰かに話したくなる にっぽんのはなし」

TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。-誰かに話したくなる にっぽんのはなし」

このコーナーでは、よんなな会発起人の脇雅昭が「ダレハナ自治体コンシェルジュ」としてレギュラー出演し、地方のキーマンから日本各地の自治体の魅力をお伝えします。

今回の放送では、長野県の野沢温泉村にスポットを当て、株式会社野沢温泉企画の代表取締役・河野健児さんをゲストにお迎えしました。

江戸時代から続く「湯仲間」に守られてきた温泉

野沢温泉村は、山と棚田に囲まれた美しいエリアで、約3400人が暮らす村です。豊かな自然に恵まれ、スキー、温泉、道祖神祭りなど、四季折々の魅力が詰まっています。河野さんはスキークロスのワールドカップ選手として活躍した後、地元である野沢温泉村の魅力を発信し続けています。

10年ほど前に野沢温泉村に戻ってきました。使われていなかった森を利用した一日一組限定のキャンプ場の運営や、日本一長い信濃川でのSUPガイドを行っています。

野沢温泉村の魅力は自然の豊かさだけではありません。人の魅力を感じてほしいと河野さんは話します。

日本の中で唯一「温泉」という名称がついている自治体で、13の外湯がありますが、この温泉は地域のみんなで「湯仲間」という制度を作り、江戸時代から自分たちで維持運営をしてきました。外湯は村の人たちも使っているので、観光に来た人は地元住民と交流していただくのも旅の楽しみです。

人口減少は進んでいるものの、移住者も豊かな暮らしを求めて来る人も多いといいます。

昨年は同い年の人が移住してきたり、東京から移住する人も多いです。豊かな暮らしがあるので、住んでいる人に悲観的な空気はなく、比較的にポジティブに生活している人が多いと思います。私は5月まで観光協会の会長を務めていましたが、野沢温泉の観光は感じる幸せと書いて“感幸”。人とのふれあいがあり、近年話題のウェルビーイングを感じられる場所です。そういった豊かさを求めている方にぜひ足を運んでいただきたいです。

東京からのアクセスは新幹線で2時間半ほど。北陸新幹線で飯山駅からバスも出ています。これからの時期はブナの森の紅葉や、皇室献上米になるほど美味しいお米も楽しめます。ぜひ足を運んでみてください。


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