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47のみんなへ。2020年を振り返って

こちらは、2020年12月25日の社内ラジオ「よんななラジオ」の内容を文字起こししたものです。

おはようございます。代表の阿久根です。

ほとんどのメンバーは今日が年内最終日ということで、今回のラジオでは2020年を振り返ってみようと思います。

今年は本当に、大変な一年でした。1月に新しい企業理念「ワークプレイスで、ゆたかな未来を」を発表して、心機一転進んでいこうとしているなか、コロナが流行して。

オフィス移転を取りやめる企業もたくさんいたし、一時期は「オフィスは要らない」という声も多かったよね。僕たち47にとって、オフィスの事業はすごく大きな部分だから、正直みんなもしんどかったり、不安だったと思います。

僕は、「オフィスは要らない」なんてことは絶対にないと思ってる。働く場所は重要だし、みんなが集まる場所も必要。僕らは機械じゃない、感情がある人間だもんね。

ただ、オフィスが要らない会社もあるんだと思う。同じ事業を長くやられてて、仕事のやり方が体系化されてる会社とか。新しく入社する人がいなくて、メンバー間の信頼関係が出来上がってる会社とか。オフィスがなくてもちゃんとパフォーマンスできるかも、とも思う。

オフィスのことだけじゃなくて、すべての人や会社にとって「これが正解!」というのはなくて、いろんな答えがある、というのが今の時代。ダイバーシティなんだろうね。

ただ、こういう働き方の変化は、コロナに関係なく近い将来必ず起こる流れだと思ってました。1月に企業理念を変えたのも、以前からそれを予測していたからなんだよね。旧来のオフィスだけで働くスタイルに違和感があったから。

オフィスじゃなくて、家でもカフェでも公園でもインターネット上の仮想空間でも、そこがワークするために最適な場所だったらいいじゃん。むしろ何も考えずにオフィスで働いてるほうが問題だと思う。考えろよって。

今もコロナで大変な思いをしている方がたくさんいらっしゃるので、こんなことを言うのは不謹慎かもしれないけど、コロナのおかげで前進した部分もあると思ってる。多くの人が強制的にリモートワークを経験したことによって、働く場所に対する関心度は確実に高まったし、47の新しい理念「ワークプレイスで、ゆたかな未来を」が一歩近づいたと思ってます。

今後コロナが落ち着いてきて、「さあ、今後はどういう働き方が最適なのか」となったとき、多くの企業が今まで以上にしっかり考えなければいけない。なぜ出社しなくてはいけないのか、この場所が今日の仕事をやる上で最適な場所なのか。

僕らができるのは、そんな企業に寄り添って、一緒に考えて、働く場所をつくっていくこと。ワークプレイスのプロフェッショナルとして、お客様と共に成長していける集団でありたいよね。


ここで僕自身の反省を伝えると、今話したようなことをみんなにしっかり伝えられてなかったこと。「苦しいこともあるけど、未来の糧になる」というメッセージを僕なりに発してたつもりなんだけど、不十分だったのかなと。

振り返ると、2020年はたくさんの人が入社してくれたけど、退職者も多い一年でした。もちろん、新しいチャレンジをするための前向きな退職もありつつ、そうじゃない部分もあったはずで、その要因の一つには僕からの発信が弱かったことも含まれてると思う。

毎日思うよ、力不足だなーと。申し訳ないと。

じゃあ退職した人たちのために何ができるのかっていうと、根性論じゃないけど、とにかく頑張って47をいい会社にするしかない。47の目指す世界観を実現するしかない。

履歴書上、47にいた事実は変えられないけど、イメージは変えることができる。「あの47出身者なんだ」って言ってもらえるような会社になれれば、卒業生たちにもきっと恩返しできるはず。もちろん、今も頑張ってくれてるみんなにも。

だから僕は、来年も前を向いて走り続けます。


2021年はきっと、2020年よりも明るい年になると思います。もしかしたら辛いこともあるかもしれないけど、信じて走り抜けましょう。僕たち47が掲げる「ワークプレイスで、ゆたかな未来を」を実現するために、ぜひみんなの力を貸してください。

ということで、今年もありがとうございました。よいお年を!

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