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やっと電気代の話。

こんにちははは。むろいです。

前回ガス料金の計算方法だったりをお伝えしました。今回やっと電気です。ほんとここまで長かった(笑)

ではみなさん、ご自宅の電気の設備をきちんと把握できていますか?「うちは普通」と思う方多いですよね。でも近年、オール電化のおうちが増え、ガス機器のない環境も珍しくありません。

また、ガス機器はあるけどお湯は温水器(電気)で沸かす設備があったり、お湯はガスで沸かすけどガスコンロだったり。本当に様々です。

実はガスと同じように設備に合わせたプランを用意している会社が多く、合っていないプランに加入してしまうとかーなーり高額な請求になってしまう可能性が高いです。

ガスは基本的にプランごとに単価の違いや割引の有無はあれど、計算方法は同じです。

しかし、電気は料金の計算方法そのものがプランごとに全く違ったりします。

例えば昔からある一番オーソドックスなプラン(従量電灯)は電気の使用量に合わせて単価が決められている、ガスと似たような計算方法です。ガスほどシンプルではないんですけどね…

電気は使用量に合わせて三段階の単価設定になっています。従量電灯のように三段階に単価が決められているプランの場合、契約容量等関係なく三段階全ての単価が適用されます。わかりにくいですね(笑)

わかりやすい数値にするので実際は全然違いますが、使用量1〜100までの単価が10円、101〜200が20円、201〜が30円という三段階だとします。使用量が250だった場合、まずはじめの使用量の100×単価の10円で1000円。101〜200のところの使用量100×単価の20円で2000円。三段階目の使用量は50、単価の30円をかけて1500円。全てを合計して1000+2000+1500で4500円となります。

そしてここに基本料金がプラスされます。

電気は基本料金も単価も毎月固定されています。ですが、ガスと同じように調整費等はあります。ガスのように単価に反映させたりせず、直接合計金額から引いたり足したりします。この調整費も使用量の単価のように使用量1に対して定められるので、先ほどの例に従えば調整費は調整単価×250という計算になります。

ちなみにこの調整費は電気ガス共に国が定めるものです。ほんとちなみに程度の知識ですね(笑)

さて、では先ほどちらっと出てきた基本料金です。基本料金はどんなプランであれ基本的に契約容量で決まります。あくまでも基本的にはですが、多くはそうです。契約しているアンペア数によって基本料金が決められています。

10〜60まで、10ごとで決められていて、一人暮らしなら30アンペアくらいが無難です。一軒家なら40以上は必要かと思います。

アンペアとは、一度に使える電力量の制限のことです。アンペアが低ければ低いほど一度に使える量が少ないです。この制限よりも多く電気を使ってしまうとブレーカーが落ちます。10アンペアだとエアコンを一台つけて精一杯だと思うので、エアコンつけて電子レンジ使ったりするとブレーカーは落ちます。

適切なアンペアは、一般的には同時に使用するエアコン台数×10アンペア+10or20アンペアと言われています。

例えば、エアコンが三台あったとしても同時に三台使うことがないのであれば20+10or20でいいかなあと。10か20かは家族の人数等で決めればいいかと。

私は1Kの一人暮らしですが30アンペアで契約しています。1Kなのでもちろんエアコンは一台なのですが、浴室乾燥機があり常に使用しているため20アンペアは落ちること多そうだなーと思い30アンペアにしました。

アンペアは自由に変更できますし、アンペアが低ければその分基本料金も安くなります。しかし、60アンペアよりもっと必要な場合は希望のアンペアではなく設備的に必要なアンペア数が自動的に設定されます。

厳密に言うと60アンペアを超えると「アンペア」という単位ではなくなるのですが、細かすぎるので省きますね。

80アンペアないと設備が正常に動かない場合は自動的に80アンペアが契約容量となります。勝手に変えたりできません。

ではアンペアを変えたい時、工事とかはあるのか気になりますよね。一人暮らしで「ブレーカー落ちたことないな」と思って契約容量確認してみたら50アンペアだった場合。さすがに下げたいですよね。でも工事があったらいやですよね。長くなってしまったので次にしますね。

あくまでも今回話した料金については三段階にされているものだけですからね!まだありますからね!(笑)

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