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アメリカで迎えるお正月

アメリカでお正月を迎えるのはこれで何回目だろうか?
年を越すごとにこれまで何度日本に帰りたい、と思ってきただろうか。

若い頃に思い描いていた人生設計。
アメリカへの憧れ、夢、漠然とした想い。
留学したい、英語を駆使して国際的な仕事がしたい、世界各地を旅して、世界中の人たちとコミュニケーションをとれるようになりたい・・・などなど。

その当時の時代の風潮もあり、兎にも角にも海外志向が強く、海外の映画や音楽にも多大な影響を受け、一刻も早く日本を脱出し、羽ばたきたい、そう考えていた。そして私は自分の夢を実現すべく、20歳でアメリカに渡った。大学を休学し、1年間だけ、という期間限定での条件付き留学。

私は一般のサラリーマン家庭に生まれ育ち、下には進学を控える妹と弟がいた。決して裕福とは言えない家庭で、1年だけとはいえ、留学資金を調達するのは容易ではなかったはずだ。そんな私の夢を何も言わずに後押しして応援してくれた両親には今でも感謝の気持ちでいっぱいだ。

卒業後、地元でしばらく英語講師の仕事をしていたが、留学中に知り合った今の主人(当時は友達)と数年後に再会し、結婚したのが25歳の時。主人はアメリカの大学を卒業し、そのまま日系企業に就職したので、結婚を機に私も再び渡米。現在に至る。

結婚、出産、子育て、就職、家の購入・・・と人生の大きなイベントをすべてこの地で体験してきた。
私は若い時に思い描いていた夢を大方叶えた、といえる。

しかし、唯一の誤算は、この歳になるまで、未だにアメリカで生活しているという現実だ。これはさすがに私の人生設計にはなかったことだ。

一人娘は昨年、第一志望であった東京の私立大学に無事進学。
アメリカの大学が既に決まっていたので、そちらに行くものとばかり思っていたが、最後の最後で本人が日本に行く決断を下した。
アメリカで生まれ育った彼女が東京への進学を選択するのはかなり意外ではあったが、日本人である私と主人にとってはこの上なく嬉しかった。
私たちが日本へ本帰国するきっかけにもなるかもしれない、とも思った。
私の両親がこれまで私の夢をサポートしてくれたように、私も全力で娘の夢を応援するつもりだ。

私はというと、子育てが一段落し、今も企業でフルタイムで働きながらも抜け殻のような生活をしている。俗にいう、空の巣症候群(Empty Nest Syndrome)というやつだ。これまで子育てに仕事に、と全力投球だったので、娘がいなくなってしまった今、すっかり目標を失い、ここ数か月軽いうつ症状が続いている。当の娘はというと、都会での大学生活を謳歌しており、とっくに親離れしている様子。一人っ子である上、1歳半の時から両親がフルで働いてきていたこともあり、親がいない生活にはとうの昔から慣れているのだ。今まで散々寂しい思いをさせられてきて、今更親に寂しがられても迷惑であるに違いない。

ここで自分に気合をいれるべく、新年の抱負を掲げたい。

 1.早寝早起きをする。
これは毎年、掲げているのだが、全く達成できたためしがない。
目標は11時就寝、6時半起床。

 2.    ジムに週3で通う。
目標は週1でヨガクラス、週2はマシンを使う。

 3.犬の散歩を毎日30分。
運動不足解消の為、仕事から帰ったら犬と散歩。(朝は夫が担当)

 4.なるだけ仕事を定時で切り上げる。
仕事量が多いのでこれは結構難しいのだが、ミーティングの効率化や業務の無駄を極力排除し、業務全体の向上を目指す。

 5.ワークライフバランスを心がける。
夫や友人、同僚と食事に出かけたり、おしゃれなカフェに出向いたり、旅行したり、運動したり・・・と細やかな幸せを見つけて、仕事とのバランスを図る。

 6.健康&体重管理。
目標体重をオーバーしないよう、夜10時以降の間食を控え、適度な運動をする。外食も週1~2回までとする。

 7.週末に常備菜作り。
毎週末、常備菜を3、4品作って冷蔵保存しておく。お弁当のおかずや残業で遅くなった時にさっと食べれるように。

 8.毎日読書をする。
月1,2冊。ジャンルはいろいろ。就寝前の30分毎日読書することを心がける。

 9.過度にSNSを使用しない。
インスタ、ツイッターなど、FBなどのSNSは使用時間を1時間以内に抑える。

10.Stay Positive and be happy. 
常に前向きで幸せになる努力をすること。

以上、今年の目標でした。

ロングランでの目標は本帰国!
それまで、一日一日を大切に、アメリカでの人生を有意義なものにしたい。

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