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自惚れないでよ

いかに自分がちっぽけでどうしようも無い人間であるかをここ数日間で嫌という程学びました。
わたしの自慢の友人はとても優しくて、情に厚くて、まるで現代に生まれ落ちたマザーテレサです。

いつも甘えて電話をかけては
支離滅裂なことを吐き出すわたしに対して同調し
時には笑い飛ばして、
優しく辛抱強く私が満足するまで嫌な顔ひとつせず話を聞いてくれます。
そして私が満足して眠くなり、通話の終わりを切り出しても不満ひとつ声に乗せずこう言うのです。

「またなんかあったら電話して」

わたしはいつまで彼女を縛り付けるつもりなのでしょう。
どこまで図々しく甘えるつもりなのでしょう。
強く見えて意外と繊細で人の気持ちに敏感な、素敵な彼女の幸せを誰よりも願っています。
だからこそいつまでも迷惑をかける訳には行きません。

そんなこんなで、ここに日記を記すことにしました。
ていのいい吐き出し口であり、
このブログのような感覚に少しの懐かしさを感じ、
そして過去の自分の愚行を忘れないために。

自惚れないでね、私は全然世渡り上手なんかじゃない。
自惚れないでね、私は全然優しくなんてない。
自惚れないでね、
誰よりも無知蒙昧でダサいなのは他の誰でもない私だよ。


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