GOMES THE HITMANの 友好都市宣言 第2回(00.04.11放送)

皆さん、こんばんは。GOMES THE HITMANのボーカル山田稔明です。先週からはじまりました、この番組「GOMES THE HITMANの友好都市宣言」。今日はですね、早速コーナーをはじめます。「街をゆく」のコーナーと「今週のヒットマン」のコーナーです。ニューアルバムからの曲も何曲もかけますので、最後までお付き合いください。
(曲紹介)
GOMES THE HITMAN「言葉はうそつき」

あらためまして、こんばんわ。GOMES THE HITMANの山田稔明です。さて、この「GOMES THE HITMANの友好都市宣言」は宮城県の Date-fmと静岡県のK-mixの2曲で放送しています。先週からはじまったんですけども、「GOMES THE HITMANの友好都市宣言」。

今日は来週発売になりますGOMES THE HITMANの新しいnew album(笑)、2枚目のsecond album。(笑)そう、ニューアルバム、2枚目のアルバム「cobblestone」についてお話ししようかなと思います。

このアルバムはですね、「cobblestone」というタイトルなんですけれども、意味を言いますと「石畳」、よく舗装道路なんかに埋め込まれている小さな石のことを「cobblestone」というんですけども、このアルバムは昨年の11月に「new atlas e.p.」というマキシシングルを出してたんですけど、それをプロローグとする長編小説の本編…、もっとわかりやすくいうと「new atlas e.p.」の中で新しい街に引っ越してきた「僕」、そして「君」という二人がですね、その街の中でいろんな暮らしをして行くわけなんですけども、大した事件もない中に、それでもまたドラマが。(笑)

なんのへんてつもない日常の中で起こる物語を長編小説風に綴った作品なんですけれども、だから1曲目から15曲目まで曲が入ってるんですけど、なんていうか順を追って聴くと本当に長編小説を読んだかのようなかのような、もう最初から最後まで通して聴くとそれだけで物語になっているという。音楽としては新しい試みなんではないかなと僕は思っているんですが去年の11月に出したマキシシングル「new atlas e.p.」、これが物語の序章そして4月21日来週発売になる「cobblestone」が本編。序章があって本編があるということは、エピローグがあるということなんですけれども、

このアルバム来週4月21日に発売なんですけれども、その次のマキシシングルがもう出来あがっていまして、物語を完結させる第3弾という。6月に「maybe someday e.p.」という3曲入りのマキシシングルが出すことにしてます。この3枚で GOMES THE HITMAN3部作長編小説シリーズ完結ということで、この3枚を聴かないとこの話しの本当の筋がわからないという非常にレコード会社泣かせの(笑)、作品になっています。

その6月に「maybe someday e.p.」という完結編がでるんですがその後にGOMES THE HITMAN初めての全国ツアーをやります。題して「夏まちオーケストラ」。ちょっと切ない、なんかこう夏を待つのか、夏の街なのか、このダブルミーニングが皆さんに伝わるかどうかはわからないんですけど、「夏まちオーケストラ」と題して全国5ヶ所でライブやります。

で仙台のほうには仙台MACANA、6月28日に行きます。で、静岡の方は名古屋が近いのかな、6月23日に名古屋ハートランドでライブ(します)。そして東京は6月30日渋谷のクラブクアトロでワンマンライブやりますので、4月23日にチケット発売になりますので、是非是非皆さん遊びに来てください。すっごい良いライブやるので、期待していてください。

(曲紹介)
GOMES THE HITMAN「僕たちのニュー・アトラス」

はい、今週からコーナーやります。先週告知したように「街をゆく」というコーナーをはじめたいと思います。(バックに巣鴨の町の音が流れる)はい、今日はですね、東京都豊島区巣鴨というところに行ってきました。

この街はですね、場所的にいうと東京の山手線の一番北の方にある、池袋のちょっと上の方っていえばわかるかなかな。ここは何を隠そう僕たちGOMES THE HITMAN結成の場所でもある東京外国語大学という大学のある街なんですけれども、この街は何がすごいかというとお婆ちゃん達が全国から集まるという場所なんですよ、よくお婆ちゃんの原宿って言われる街なんです。

4日14日24日とか日付に4が付く日にすごい市がたってですね、全国のお婆ちゃん達が買い物しに来るという街という、なんか独特の雰囲気があっていわゆる下町っぽい感じで僕はそれがすごい好きで学生の頃からすごいよく行ってたんですけど、なんか本当にここは東京か?っていうような、すっとぼけた会話が聞けるのが楽しくてね。

やたら洋服が安いとか…お婆ちゃんの服が安い場所なんですよ。タオルとパジャマを一緒に売っているお店とかね。こういううんちくをたれるおじさんがたくさんいてですね、それに群がるおばさん達というなんか一種独特の空気感のある街で、これ僕がこっそりマイクを持っておばさんたちの後ろに立って隠し取りした音なんですけど、笑いを堪えるのに大変でしたね。もういい味出してるでしょ、おばちゃんが。あんまりね東京に行ったら皆さん渋谷や原宿に行く方が面白いと思うんですけど、こういうちょっと下町っぽい、普通の若者が行かない東京っていうのも結構味なものですよ。ちょっとお試しください。

ここで今日ご紹介した巣鴨の街によく似合うBGMというかですね、 1曲聴いてもらいたいと思います。本当に時間がゆっくり流れていて、なんか休日か、今日は?なんて思ってしまう空気があります。休日の日によく似合うBGM。Bill Withers でLovely Days。

聴いていただいたのは、Bill Withers 【Dance & Soul 60's & 70's 】でLovely Daysでした。

次のコーナーは今週のヒットマン。はい、このコーナーはですね、僕山田稔明が音楽や本、映画や人、あらゆるジャンルから僕の興味のあるものを紹介するという自分勝手なコーナーです。今日はですね、初めてなのでちょっとわかりやすく「ギターポップ」という音楽をちょっと語ろうかなと思います。

僕がですね、いわゆるギターポップと言われるような音楽を聴きはじめたのは、僕が高校生くらいの時かな。高校生くらいの時僕は九州にいたんですけどレコード屋さんがないんですよ、佐賀県にというところにはね、だからレコードを買いに行くために博多に行くという、お金がない高校生にとってはすごいつらい音楽生活だったんですけど。

その時にREMというバンドがいて、まあそれがギターポップと言っていいかどうかはわからないですけど、REMがすごい好きになって、それからイギリスのバンドを聴いたり、アメリカのバンドを聴いたりするようになって大学に入って東京に出てきてからは、本当に1日1枚絶対CDを買うという生活をしていて、で日曜日に聴かなくなったCDを売りに行くという…そういうご飯も食べずにレコードを買うという生活をしていたんですよ。その時に本当にギターポップのレコードばっかり聴いていて、その中には Aztec cameraとかですね、Nick Heywardとか、僕が影響を受けたありとあらゆるレコードをその時期に買いあさってですね。今の僕があるという感じなんですけど。

なんかギターポップという音楽はですね、普段着感覚と言うのがすごい魅力だと思っていて、例えばギターポップという音楽をやるときに髪の毛を立てなくていいっていう、あとジーパンが破れていなくてもいいし、ブラックジーンズでなくてもいいっていうルールがない感じがすごい好きで、だから今GOMES THE HITMANのライブは開場入りしてリハーサルして、そのままの格好でライブやったりするんだけどなんか衣装を考えなくていい音楽という、そういう魅力があると思うなあ。

だから結構最近はいろんなギターポップと呼ばれる音楽のCDに僕ライナーノーツを書かせてもらったりとかしているんですけど、2月にギターポップジャンボリーBMG編というのが出たんですけど、それは80年代からのいわゆるギターポップの有名どころが入ったレコードなんですけど、僕はそれにちょっと感想文みたいのを書かせてもらったりだとか、あとはダフィーっていうですね、ライラックタイムというバンドをやっているダフィーという人のCD「ロンドンガール」というのも再発されたんですが、それにもね熱い感想文を書いていますので、もし興味のある方は聴いてみてください。

で、4月21日にはGOMES THE HITMANの「cobblestone」が発売になる日なんですけどこの日にNick Heywardっていう人の「風のミラクル」という、いわゆる名盤、いまから17年前くらいのレコードなんですけども、それがボーナストラック入りで発売されるんですけど、それにも僕それ思い入れがあるレコードだから何か書かせてくださいって言って書かせてもらって僕のつたない文章が載っていますので是非是非チェックしてみて下さい。

で、ですね。今日はそのギターポップということで 1曲かけたいなと思うんですけど、最近はアメリカ、イギリス以外のギターポップが面白いんですよ。今日紹介するのはtahiti80というバンドなんですけど、「タヒチはちじゅう」って書くんだけど、フランスのバンドなんですね、フランスのバンドなんだけど英語で歌うという、ちょと前に流行ったスウェディッシュポップとなんか似てるかもしれないですけど、すごくいい曲があるので1曲聴いてください。 tahiti80でHeart beat。

(曲紹介)
北風オーケストラ

(エンディング)
さて、いかがでしたでしょうか?GOMES THE HITANの友好都市宣言。今日2回目だったんですけど、ちょっとね、調子が出てきた気がしますよ。なんか、滑舌は前回よりも今回の方がいいかな、どうですかね?(笑)いや、楽しくなってきましたね。なんかね、皆さんからのお便りを読むコーナーとかも作りたいなと思っていますので是非是非、僕に対する文句とかでも全然いいので、ハガキ、FAX下さい。「街をゆく」のコーナーとかですね、「今週のヒットマン」にみなさんのリクエストお待ちしています。

(住所、FAXナンバー紹介)

それでは、また来週この時間にお会いしましょう。お相手はGOMES THE HITMANの山田稔明でした。

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