GOMES THE HITMANの 友好都市宣言 第4回(00.04.29放送)

皆さん、こんばんは。GOMES THE HITMANの山田稔明です。さて今日も皆さんから頂いたメッセージなどを紹介しつつ楽しい番組をお届けしますので最後までおつきあいください。
(曲紹介)
GOMES THE HITMAN「言葉はうそつき」

あらためまして、こんばんは。GOMES THE HITMANの山田稔明です。さて、この「GOMES THE HITMANの友好都市宣言」は宮城県の Date-fm、静岡県のK-mixの2曲で放送しています。

はい、まず最初に宮城県桃生郡のゆりさんから、お葉書頂きました。それをちょっと読みたいと思います。

『こんばんは、初めてお便りします。私はGOMES THE HITMANというバンドを知らなかったのですが、このラジオを聞いて曲がいいなと思いました。』ありがとうございます。『癒し系ですか?』って書いてありますけど、「いやし系」っていうのは「賤しい系」ってことですか?そう意味でいうと僕達は「賤しい系」ではないですね。

『あと、やまださんはどういう顔をしているかわからないけれど、しゃべり方がGLAYのJIROさんに似ていますね。うん、マジで。』って書いてありますけど。それは結構僕のしゃべりがいけてるってことだと、この葉書読んで思ったんですけど、こんなダラダラしゃべってOKなら、ずっとダラダラしゃべろうかなと。顔は…どういう顔をしているか。僕ね、よくね。今田耕治って言われるんですよね。大阪に行くと絶対今田さんに似ているって言われるんですよね。まあ、今田耕治の顔をしてGLAYのJIROのしゃべり方をするという、山田稔明がお届けしています「GOMES THE HITMANの友好都市宣言」です。

さて、もうそろそろですね、ゴールデン・ウィーク。黄金週間。(笑)どうでしょうか?フラっとどっかに旅に行ったりするというのは。まあ、昭和とか、戦後じゃないんでフラっとどこかに旅に出るなんていうことはないですけど。「旅に出る」って言葉面が良いじゃないですか。「旅に出る」なんかこう素敵な感じがするなあと思って。このゴールデン・ウィーク長い人で10日くらい取る人もいるのかな、まあ僕らは1日も休みがないんですが、 10日ある休みをこう過ごしたらいいというテクニックをここでひとつお教えしましょうか。

僕が大学生の頃よくやっていたんですけど、電車にとりあえず飛び乗っちゃって、ひたすらずっと何処で降りるではなく気が向くまで電車に乗って旅をする、これが空いている電車とかだったら、またなおいいんですけど。なんとなく、お、ここまで来たらちょっと家に帰れないかもしれないと不安になったところで、ひょんと電車から降りてみる。で、ホーム出ちゃ駄目ですよ。ホーム出たら乗越し料金取られるので、ホームの空気を吸いこんだり、ここは何県なんだと言いながら周りを見渡してああ、家から遠くまで来てしまったなあと切ない気持ちになりつつやっぱり家はいいなあなんて思いながら、また帰りの電車に乗るというホームを出ずに。

で、家に帰ってきて、またその値段分のところで降りて、そこで夕食の買い物をして家に帰るみたいな、これも旅のひとつだと思うのでどうでしょ?お金のない人とか、特別に予定のない人なんかには、是非是非お薦めしたい旅行テクニックでした。それでは、ここでもう1曲。この季節、もう新学期も始まって新年度も始まってですね、なんかホームシックにかかっている人もいるかもしれないですが、そういう人のためにこの曲はいいんじゃないですかね。

(曲紹介)
GOMES THE HITMAN 「思うことはいつも」

はい、聴いていただいたのはGOMES THE HITMANで思うことはいつもでした。

次のコーナーは街をゆく。はい、街をゆくのコーナー、このコーナーでは、僕があらゆる場所、お店、色んな場所を紹介するコーナーです。

で、ですね。皆さんが僕に行って欲しい場所をリクエスト下さいということをずっと言ってきたんですけども、 FAXがきてます。宮城県富谷町、FAXネームオブオブさんからなんですけけれども。『ところで、僕達に行って欲しいところを募集していましたよね。実はちょっと行って欲しいところがあるんです。場所は東京の新橋。なにやら、そこに誉め殺し屋なる商売をはじめた大学生がいるそうです。 1分100円だったかな。結構人気らしく最近誉められていないなあとか自信ないなあというOLさんやおじさん達が来るそうです。そこで是非是非やまださんに試して欲しいのです。「誉め殺し屋」一体どんな風に誉めてくれるのでしょう。よろしくお願いします。』

ということなんですけれども。僕ね、この誉め殺し屋ってテレビで見たことあるんですよね、なんか大学生二人組でね、無茶苦茶色んなこじ付けをしてとにかく誉めてくれると言う、早稲田と慶応の本当は頭のいい学生が考えた、ある意味ベンチャー企業みたいなね。そういう人達のはずなんですけど。実際僕はその東京新橋に行って見たことはないので、行ってみようかなあ、僕も最近誉められていないので、アルバム「cobblestone」のことなんて誉めてもらった、それを実況録音出来たら面白いかなと思うんで、オブオブさんのリクエストに答えられたら嬉しいなと思って、チャレンジして来たいと思います。無理だったら申し訳ないんですけど。

次回ぐらいで放送出来たら嬉しいなと思います。で、ですね。今日はですね。東京の広尾という街があって、そこの有栖川公園という所に行ってきました。

(BGMに有栖川公園の音が流れる)
この広尾という場所がですね、大使館とかが一杯あって、外国人がたくさんいるところでこの公園もね、子供のくせに英語を喋れる、当たり前なんだけど。そういう外国人の親子連れが多くて、もう東京のど真ん中なんですよ、東京の港区というところにあるので、まあ、いわゆる東京の人のオアシスみたいなね、結構広い公園で公園の中に川が流れているんですよ。これがそのその川の音。

で、鴨とか色んな鳥がいて、この音をとりに行った日もすごい暖かい日でなんか予定がない日だったので、ボーっと1時間くらい、「あー、なんかいいなあ」とか思いながら、年を取った男みたいな感じでボーっとしてたんですけど。例えば渋谷でも代々木公園みたいな所に行くとなんかホッとするしね。「あー、息抜き」って感じで、そこから、曲が出来たりとかするという、そういう意味では曲がかけない時に行くと自分の為になる場所として、自分の中で幾つか公園のストックはあるんですけど。

今日はその有栖川公園という、竜もあって、川も流れていて、池があって、鴨が泳いでいるという、そういう場所に行って来ました。どうでしょ?なんか、いい感じだと思うんですけどね。それでは、曲を聴いてもらいたいと思います。なんか、このゴールデンウィークっぽいその公園の雰囲気にすごい合う曲として思い出したんですけど、小沢健二の昔の曲なんですが、「夜と日時計(※シングル「暗闇から手を伸ばせ」のC/W、アルバム未収録)」という曲を聴いてください。

はい、聴いて頂いたのは小沢健二で夜と日時計でした。

さて次のコーナー今週のヒットマン。このコーナーは音楽や本、映画、人など、あらゆるジャンルで僕が見つけたもの、興味のあるものを紹介するコーナーなんですけれども。

さて、今日はですね、今バックでもかかっています、ニック・ヘイワードという人を紹介したいと思います。実はですね、先週4月21日にGOMES THE HITMANの「cobblestone」というアルバムも出たんですが、それと全く同じ日に同じレコード会社からなんですけど、ニック・ヘイワードという人の1983年のアルバム「風のミラクル」という作品が再発されたんですよね。

で、ボーナストラックが入っている結構お得なレコードなんですけど、そのレコードで僕がライナーノーツとか書かせてもらってて、今日はこの機会にこのニック・ヘイワードという人を、ラジオを聞いている皆さんにもうちょっと教えてあげたいなと思って、取り上げてみました。

まあ、このニック・ヘイワードという人はですね、その昔は、haircut100という、まあ僕はヘアカットひゃくと読んでいるんですけど。ラテンとポップスをミックスさせて、やんちゃ溢れるバンドをやっていた人なんですけれども。この「風のミラクル」というアルバムが1983年に出ているんですけど、この83年という時代がどういう時代かというとスタジオの技術がすごい向上しててね、なんだかみんなエフェクトとか打ちこみとか…もう街はダンスミュージックで溢れる時代でその時代に生楽器でもういわゆるポップス、正統派ポップスっていうので、いい曲しか書いていない… といっても過言じゃない人なんですよね。

これはね、初めてこのニック・ヘイワードの作品を今回聴くという人は、僕はある意味羨ましいなと思うんですよね、全然ちまたに溢れる音楽と比べてもらっても全然すごくいいので、是非是非みなさん聞いてみてくださいよ。本当、保証しますんで。僕のライナーも是非是非読んでみてください。それでは、ここでニック・ヘイワードの曲を1曲聴いてもらおうと思います。これもね、タイトルが素晴らしい。聴いてください。

ニック・ヘイワードで「恋のスタート・トゥ・ビギン(※原題:When it started to begin)」

(曲紹介)
GOMES THE HITMAN「7th avenue」

さて、いかがでしたでしょうか、GOMES THE HITMANの友好都市宣言。えーと、だんだんFAXとかハガキとかも増えてきて、僕はひとりでやってるので心強いですね。そういうFX、ハガキがくると。

ちょっと、ひとこと言いたいんですけど、GOMES THE HITMANの友好都市宣言なんですけれども、友好の字が有効期限とかね…なんか間違っている人が多い!正しくは友達が好きって書くんですよ。みんな友達好きでしょ? …友達が好きな都市な宣言みたいな、ちょっと心得て友好都市宣言、間違えずに送ってみてください。
(ハガキの宛先、FAXナンバー紹介)

それではまた来週のこの時間にお会いしましょう。お相手はGOMES THE HITMANの山田稔明でした。さようなら。

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