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愛する人と闘わざるを得ないとき:健全な境界線をつくる法

人は、自分のほんとうの人生を取り戻す上で、立ち向かわざるを得ない対象が多々あるようです。要するに「困難を直視し、自分の労力、時間、辛苦の気持ちを投じてその困難を取り払う行動」からは逃れられない、ということです。

しかも、人生が進むにつれて、立ち向かうイベントの難易度は高まります。なぜ自分はこんな目に遭わなければならないのか、と嘆きたくなることばかりですが、まるでコンピュータのロールプレイングゲームを体験しているかのように、乗り越えるとまた違った地平線が見えてきて、人生の面白さが分かってくるのも、興味深いポイントです。

私にとってこれまで最大のイベント、というより「ボスキャラ」は、両親でした。

私は40代後半まで、私の生まれた環境はそれほど問題なかった、と思っていました。しかし、自分の中にある拭えがたい精神的な問題をひもといていくと、私は幼少期に、親からかなり執拗なハラスメント、特に母親から(少年であった私への)性的暴力に類するハラスメントを受け続けていた、ということが分かりました。それが分かったのは人生において本当に最近、つい2、3年前のことです。

この事実に向き合うことが、半世紀にわたるこれまでの人生において、最大のイベントでした。

一般的に、幼少期におけるハラスメント、特に、性的ハラスメントおよび虐待は、被害者である子供の精神に特殊な問題を引き起こすようです。

さらに、女性や母親が加害者で被害者が男児だった場合は、やっかいだと言われています。その理由は、母性に対する理想化や憧れがある社会空間の中ではそもそも、「母親から子供に暴力、しかも性的な嫌がらせや暴力が日常的に起こされている」という事実を認識することは、誰にとっても難しいためです。

それゆえに、被害者である男児に適切なケアと治療が及ばず、放置された心の傷が転じて被害者が加害者側に回る、というケースも少なくないようです。例えば、男性の性的虐待者は、幼少期に成人女性に暴力を加えられていたケースが多いという調査結果もあるようです。

私の場合、母親に暴力を受けていたことを自覚しないままに表れていたのは、長年悩まされてきた統合失調症的な症状――例えば「脳内に別の誰かが常にいて、自分のやることなすことに妙なツッコミを入れる」というものでした。私は中学生頃から顕著になったこの症状に長年、悩まされ続けてきました。というより当時は「これが人にとって当たり前のことなのだ」と思っていたのですが、20代の終わりに「この性質は、普通の人には存在しないようだ」という真実を認識してから、私は必死になって根本解決を試みてきました。

約20年の七転八倒の結果、40代後半にして行き着いたのが、「母親から受けていた『嫌な行為』が性的ハラスメントに類する行為であり、またその背後には父親による儒教的な考え方に基づくディスカウント(男尊女卑に基づく妻や子供へのハラスメント)が横たわっていた」という真実でした。

母親からの「嫌な行為」が性的ハラスメントだと気が付いた時の心の動きは、あまりにもインパクトがあっていまだに忘れられません。何をやっても消えなかった「脳内のもう一つの声」がすっと消えたのです。これには驚きました。

つまり、私は幼少期、長年にわたり、子供にとって一番身近で、愛情深く接してくれるはずの母親という存在から、人権侵害行為を繰り返し受け続けてきた。かつ、その悪影響は半世紀の長くにわたり続いていた――というわけです。

さておき、私が子供の頃から抱いていた、親への(それなりの)信頼の念は、残念ながら報われない一方的な愛だった、ということになります。運命論的な表現をするならば、「私は、ほんとうの私を取り戻すために、愛する・信頼する人の真実に、いつか直面することが必要だった」と表現できそうです。

■「愛する相手はサイコパス」

私の母だけでなく、父にも問題行動が多々見られました。具体的に言うと、彼は男尊女卑に基づく儒教的な考え方の持ち主で、これに基づいて度々人を見下す傾向がありました。その様相は今から思い出せば勉強ばかりはできる意地悪な中学生で、母親と組になるとその悪質さが顕著に表れていました。

二人とも家族心理学的に言えば、「逸脱行動を繰り返し行ういじめっ子のような大人」だったわけですが、それでも母親のほうがかなりの問題人物だったことは言うまでもありません。心理カウンセラーなど家族の問題の専門家らのお話や、「毒親サバイバー」と言われる方々のお話から総合的に見ると、典型的なサイコパス(精神病質)だったようです。

男児が受ける性的虐待の問題について解説した専門書には、性的加害者や被害者の保護者らにヒヤリングした興味深い話が書かれています。

「(加害者は)自分の中に2人の自分がいて、もう1人の自分が突然、自己の行動を抑えきれずに、実の子供にひたすら暴力を振るい続ける。もう1人の自分は、それをどうにもできず、ただ見ているだけ」

「男の子をレイプした結果刑務所に入っている加害者から、子の保護者に謝罪の内容らしき手紙が届いた。しかし手紙の内容を読んでいくと、結局自分を弁護する趣旨の文言で終わっていた」

こうした人物はまさにサイコパスの典型ですが、ぱっと聞くと、こういう人物がそばに実在するとは、なかなか信じがたいところです。

しかし、私はこの話を見聞きして、本当に驚きました。過去の母親の行動・言動を振り返ってみるたびに、専門書に書かれたこの記述と、母親の特徴のには何かしら共通するものがあると強く感じたためです。

もちろん、自分という個人の見方には常にバイアスがかかるものなので、それはさっ引いて考える必要があります。ただ、それを十分考慮したとしても、母親の行動・言動にはかなりのサイコパス的な傾向があったというのが私の仮説です。

しかも、母親はサイコパスだったという描写が心の中で正確な像を結ぶたびに、それまで私の視界にあった何か霧のようなものが次々と晴れていく感覚がありました。これには本当に驚きました。

一般的に言って、自分の幼少期が過酷な環境だったとは思いたくもありません。しかも、自分の身近な人物が精神的な問題を抱えており、しかも密やかに人権侵害を加えられていたと思いたくはないでしょう。

しかし、勇気を持って闘う――つまり相手の真の人物像を、しっかりと見据えて描写すること――が、自分を救うことにつながるのだと思います。

■相手の人物像を描写すると、相手との境界線が明確になる

これは私の経験上のことですが、課題のある人間関係の相手方の性格を描写し、「これは確かに的を射た人物像の表現だ」という文言を見つけると、「自分と相手との間の境界線はこうあるべき」という概念がくっきりと浮かび上がってきます。

念のため説明しますと、ここで言う「境界線」とは、相手にはここまでは入ってきてもいい、ここからは入ってきてほしくないという人間関係上の概念距離を指します。

例えばですが、どんなに親しい相手であっても、自分の鞄の中をあさられて仕事の道具を観察されたり、財布の中身を見られたり、スマホの中身を見られたりするのは、とても嫌なはずです。これは、完全に心理的な境界線を破られている状態で、ひとりの個がある人間だと尊重されているとは言えません。

これは極端であったとしても、特に幼少期に虐待を受け続けてきた人は、境界線を曖昧にしたまま生きていることが多くあるようです。その理由は、虐待されている加害者に対して自らの境界線を明確にしようと抵抗すると、加害者側には「その抵抗自体がいけないことだ」といちゃもんを付けられ、さらに加害者から虐待を加えられていることが多いからです。

つまり、「境界線をつくるとなじられる。そこで、境界線を曖昧にするしかない。曖昧にしていれば褒められたり(一見)優しくされるが、間もなくとんでもなく心身を踏みにじられて惨めな感情を味わう」という、二重に苦しい状態にさせられているわけです。

「私の母親はサイコパスだった」「私の父親は儒教的なディスカウンター(他人の価値を理由なく下げる人間)だった」「母親と父親は、相互に心理的依存関係を構築したうえで、彼らのサディスティックな欲求を満たすためのハラスメントの道具として、子供である私を使っていた」

私はこのように描写したところ、なんと、不思議と心が軽くなり始めたのです。これには驚きました。おそらく、彼ら彼女らから仕掛けられていた「呪詛」が解除され、本来の私にとって必要だった境界線の輪郭が作られ始めたからでしょう。

苦しんでいる人に向けて、私の体験がご参考になれば幸いです。

以下は、イベントのお知らせです。9月7日土曜日、埼玉県鴻巣市・JR鴻巣駅近くのカフェ2階にて、ヒーリングイベントを開催します。「DNAアクティベーション」のほか、私が日々実践している瞑想の体験会も開催します。ぜひ、下記をご覧の上で、アクセスください。ご予約がおすすめです。

■イベントのご案内

【人生が変わる!! 魔女の占い館@こうのす】

▼とき:9月7日(土) 11:30〜17:00

※ご予約者様優先。11:30~/13:30~/15:30~の各回に3名様ずつ枠がございますが、少しずつご予約が埋まりつつあります。ぜひ、事前にご予約ください。

▼ところ:「カフェ箱庭」2F

〒365-0038 埼玉県鴻巣市本町1-3-26
※高崎線 鴻巣駅東口から徒歩3分。
※専用駐車場は数台。
満車の際は、お近くの有料駐車場になります。


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DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm程度の領域に対して、専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――人ひとりがそれぞれ持っている、素晴らしき可能性に光がともります。これにより、心の平和と心の豊かさをもって、オリジナリティーに溢れた人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については、発見の連続です。

受けた人が備える可能性を最大限に開く、古来の叡智・DNAアクティベーション。このヒーリングの恩恵を、ぜひ、多くの人に受けていただきたいと思います。

DNAアクティベーションの解説ページはこちら

DNAアクティベーションをお受けになりたい方からのお申し込み・お問い合わせ、歓迎いたしております。下記ホームページの「事業者情報」をご覧になっていただきまして、「DNAアクティベーション希望」とお書きになって電子メールなどでご連絡ください。折り返し、当方から連絡いたします(東京・池袋/目白がメインの活動場所ですが、各地への出張も可能です)

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