ツナガルダイガクフェスタから音街ウナコンテストで受賞までの話
この記事は、 大学ボカロ部 AdventCalendar2021
( https://adventar.org/calendars/6596 )の2日目の記事です。
みなさんこんにちは。
お久しぶりです。キトです。
<自己紹介>
名前:キト
2021年3月に大学を卒業し、それに伴いサークルも卒業しました。
大学時代は、Arpeggioに所属していました。
http://arpeggiod.web.fc2.com/
社会人としてお仕事に励みながら創作活動(主にDTM)を続けています!
最近、音街ウナコンテストの優秀賞を頂きました!!やったぜ。
公式での受賞は初めてです。今まで創作続けてよかった!
久々に記事を書く機会があったので、ぜひと思い参加させて頂きました。
今回は、自分の創作活動についてと今回のコンテスト受賞について語らせて頂けたらと思います!!
さて、突然ですがみなさんはツナガルダイガクフェスタを覚えてますか?
もはや今現在、一回生や二回生の方は存在すら知らないかもしれません...。
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ツナガルダイガクフェスタとは
2020年2月に京都で行われた大学ボカロ部でバーチャルライブ、DJ、バンド、ダンス、展示等色々やったイベントです。
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ツナガルダイガクフェスタで流して頂いた拙作『39 for you』
2020年2月というと、ちょうど日本でコロナウイルスが発生し始めた時期でした。実は、ツナガルダイガクフェスタは一週間遅れていたら開催できなかったかもしれない...っていうのは裏話ですけどね。
大学ボカロ部で行った対面ビッグイベントはその後行われていないのかなと思います。少し残念です...。コロナ禍なので仕方がないね...。
哀愁に浸ったところですが、コロナ禍であまり大学ボカロ部の方とお話ししていなかったこともあり、ツナガルダイガクフェスタが終わった後からコロナ禍での私の創作活動についてお話しさせていただければと思います。
今回は少しフランクに書かせていただければなと思っています。
1.ツナガルダイガクフェスタ後からコロナ禍へ
個人的にはツナガルダイガクフェスタはめっちゃ楽しかったなと思っています。普段活動しているサークルでは触れる機会の少ないDJやバーチャルライブ、文化などを感じることができるので非常に良いイベントだったなと。
そのため、2020年2月から3月にかけてかなり創作に対するモチベーションが上がっていたなと思います。
3月からはコロナウイルスがかなり身近になってきました。緊急事態宣言もあり、サークル活動自体もオフラインではストップ、新歓もなく外に出ることもなく、就活も前年の12月で終えていたため、何もせずに過ごすことが多くなっていました。かといって創作活動をするというわけでもなく、もはや何をしていたのかも覚えていない...ような...
この年の5月17日はアルペジオの10周年記念の日でした。
サークルの10周年テーマソング、サークルの公式キャラクター「琵音マイタ」のデモソングとして『Aster』という曲を投稿しました。
ツナガルダイガクフェスタでのモチベーションがこの曲を作ったと思うと、本当に刺激的なイベントだったんじゃないかなと思います。
https://nico.ms/sm36871941
7月、niconicoでの動画投稿の1周年を迎えました。
初めて投稿した曲は音街ウナの曲だったということもあり、1周年も音街ウナでいこう!みたいな風潮がありました。
曲自体は同年の1月から2月に作っていたと思います。前年(2019年)のブラックフライデーで購入した音源を使って曲を作ろうと思い、エレクトリックな元気な曲をテーマに作曲しました。ギターのソロの音が打ち込みにしてはかなり綺麗にできました。(2:55あたり)
https://nico.ms/sm37272195
8月〜11月はコロナ禍の自粛ムードが長引き、少しずつ自粛+ソーシャルディスタンスを保っての活動が増えてきたと思います。ボーマスやマジカルミライといったイベントにも参加しました。
マジカルミライ2020に行きました
12月はボカコレに参加しました。ツナガルダイガクフェスタの参加特典のCDにも入れさせて頂いた『ATATAMETAがーる』を投稿しました。同年の1月に作った曲ですが、当時は『1日で作曲しよう!』というイベントなど無茶なことをしていたなと思います。でも楽しいんですけどね..
https://nico.ms/sm37941116
2021年1月から3月は大学の卒業、新社会人としての準備にかなり時間が取られていたと思います。卒論や引っ越し、最後のサークルアルバムの作成などかなり忙しかったように記憶しています。来年度新社会人になる方は12月までにある程度進めておくと良いかもしれません!
1月:初めてカバーを投稿しました!
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38151256
2月:くろ州さんに楽曲提供しました!
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38303891
また、3月には新しく『珀明の星律』(トワアス)というサークルを立ち上げました(現在私のみ事情がありメンバーとして活動できていません)。
https://twilight-asterhythm.netlify.app/
社会人になると、どうしても忙しくなり、切磋琢磨できる仲間がどうしても少ないという理由で創作活動を辞めてしまう傾向があると思います。
そうした現状が非常に勿体無いと感じています。ぜひ、卒業しても皆さんと創作活動ができたら良いなと思います。
社会人になってから投稿した曲
https://nico.ms/sm38625803
https://nico.ms/sm38750958
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2.音街ウナコンテスト受賞まで
4月から、社会人になりました。
毎日仕事が忙しく、中々時間を取ることは難しくなってきましたが、少しずつ創作活動は進めています!
基本的に求められなければ在宅で勤務することができているので、その点に関しては、活用できる時間は創作活動に充てることも可能なのでその点に関してはよかったなと個人的には思っています。
なんといっても社会人は毎月使えるお金が多いというのも特徴だなと思っています。家賃、光熱費、食費等必要なお金を抜いても20万円くらいは毎月自由に使えるというのは、学生時代には味わえない体験ができていると感じています。
さて、音街ウナコンテストの受賞の話をさせていただければと思います。
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音街ウナコンテストとは
毎年、7月30日の音街ウナの周年記念楽曲コンテストを音街ウナの公式が開催しています。今年は、5周年の記念楽曲コンテストということで、ニコニコ動画での開催をしていました。
https://site.nicovideo.jp/otomachiuna/
イベントでの採用で盛り上がっている公式楽曲コンテストはコンパスやマジミラなどありますが、キャラクターで盛り上がる公式楽曲コンテストは実はあまりなく、音街ウナのコンテストは、公式が中心となってかなり力を入れられているのかなと思っています。
過去の受賞者では、タケノコ少年さんや田中Bさん、一筆かもめさんなどご活躍されている方が多い印象です。
今回も2020年マジカルミライの楽曲コンテストグランプリをとった
ごーぶすさんが入選で受賞されています。
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♢コンテストに応募するにおいて行ったこと
1. とにかく参加する
まず、参加しようと思うところからがスタートです。
何を作るか、どう作るかは二の次です。
2. 過去の受賞作品、受賞理由を調べる
過去の受賞作品を徹底的に聞きました。
キャラクターソングとそうでないものの割合や受賞割合などの研究、昨年
のコンテストでは受賞理由が述べられていたので意識するようにしました。
3. 自分にどんな曲が作りたいか尋ねる
今作りたいと思う曲を作るのが自分の最大限のパフォーマンスを出せるコツです(持論)。最近聞いたものやずっと作りたかったけど作ってなかった...など自分に問うてみましょう。
4. 自分の作りたい曲(妄想上)に近い曲を洗い出す
自分の作りたい曲に近い曲は、あまりにも異端でなければ大体見つかると思います。とにかくボカロに限らず、音楽を聴きまくりましょう!プレイリストを作るといいかもしれません。
5. 曲を作る
実際に作ってみましょう。実際、ここが一番大変かもしれません。
ただ、とにかく楽しむこと。自分は天才だと思うこと。これが大切です。
※2で勉強した受賞理由を何度か振り返り、意識しながら進めていきましょう。
6. 自分が最強だと思う仲間にお願いする
自分のできないところ、仲間のほうが得意なところは仲間にお願いしましょう。私は音楽を作ること以外(作詞、イラスト、動画)は全然できないので、最強の仲間にお願いします。
7. 応募する
コンテストに応募しましょう。今回は、ニコニコ動画に投稿&タグロックで良いとのことでしたので、その通りに進めました。
※最後にちゃんと要綱を再確認しましょう!
8. 祈る
こればかりは自分の力ではどうしようもありません。動画投稿した作品をとにかく宣伝して、たくさんの人に見てもらうようにしましょう。もしかしたら世論で受賞できるかもしれません...。
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そんなこんなで受賞することができました!
楽曲はこちらからご覧ください!!
https://nico.ms/sm39556888
YouTubeにも投稿しています!!
https://youtu.be/lectsxmEhpo
↓Stemデータ↓
https://drive.google.com/drive/folders/1Exr_FsC6q9dMhadKSi2iAhOKKE64ChsS?usp=sharing
3. 最後に
先ほど伝えたように社会人になると、どうしても忙しくなり、切磋琢磨できる仲間がどうしても少ないという理由で創作活動を辞めてしまう人が多いです。実際に、コロナ禍によってサークルに入っている学生であったとしても中々創作活動へのモチベーションが続かないこともあると思います(私も自分自身の活動を振り返っても何度も感じていました)。
そんな時に大切なのは創作活動をする仲間とコミュニティだと思います。
仲間がやっているから。〇〇のサークルの人たちがすごいものを創ったから。なら次は自分が頑張ろう。そんな気にさせてくれるはずです。
実際、仲間やサークルといったコミュニティがなかったら私自身もここまで音楽を続けていなかっただろうし、社会人になって辞めていたと思います。もし辞めていたら、今回の受賞もなかったと思いますし...。
記事を振り返っていてマジでそう思いました。ということなので、皆さんも卒業しても続けましょう!!一緒に創作活動しましょう!!
今回のお話は以上となります。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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